南禅寺の金地院にあるお茶室、八窓庵。
以前から一度訪れたいと思っていた。
が、たしか春ならGWの時期、秋なら10月くらい???
といった特別公開、もしくは事前申し込みだったかと。。。
それがいつのまにか、通年でOKになっていたとは
こういう情報は「思いこみ」でいたらイカンなぁと反省。
さて、八窓庵。
小堀遠州が設計した茶室。
窓は6こしかないのに「八窓」庵。
「窓が多い」ことを強調したいからの敢えて「八窓庵」にしたとか。
一から設計したのではなく、もともとあった建物を改造したものだったとか。
帰宅後に改めて茶室の本を読み返して「なるほど」
いやはや、予定外の見学だったので、予習が足らなかったワ
でも、茶室の向こう側、逆勝手の「鎖の間」と水屋も見られてよかった。
この茶室が気になっていたのには、理由がある。
北鎌倉の明月院の前を通りすぎてズンズン奥へ行くと、明月荘という建物があった。
古民家と茶室があって、お庭があって。
そこで茶室を開いたことがある。(正確には言えば、私はお手伝いに行っただけ~)
2005年の3月と6月の2回。
6月は風炉の時期だったんだけど、流し点でお点前したっけ。
さっき調べたら、2007年夏に老朽化で閉鎖されてしまったとのこと。(鎌倉市の学習施設だったんだねぇ)
今から思えば、いちばん茶道ライフが多忙な時期だったなぁ。
(よくまぁ、あんなにお茶のことに東奔西走できたものだと我ながら思う)
明月荘での茶会は楽しい思い出の一つ。
その茶室が当時の私としては“変わった間取り”で。
同じ間取りの茶室って、ほかにあるのかしら?と
調べたことが、茶室に興味をもったキッカケ。
そして、同じ間取りを見つけた。
それが金地院の八窓庵。
三畳台目の上座床。
あの古いお茶室はこの写しだったのだ。
ただ、本物を比べてみると
廻り茶道口ではなくて突っ込み茶道口だったり。
躙口は縁側からのものではなく、踏石の上から入る躙口だし、
床の間は下地窓もあいてなかったと思うし。
いくつか違いある。
風炉で点前していた時は
点前側からみて正客の顔が見えづらいなぁと思った。
だけど、あそこに下地窓が開いていたら、そういうこともなかったのかな。
とか、いろいろ思い出してみるのもまた楽しい。
そっか、老朽化して財政難で維持できなかったのか。
そうだろうなぁ。
あの時すでにかなり古かったもんなぁ。
時代の流れで仕方ないとはいえ、
茶室を維持することの難しさを改めて感じてみたりもする。
おまけ。(金地院の鶴亀の庭)
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
以前から一度訪れたいと思っていた。
が、たしか春ならGWの時期、秋なら10月くらい???
といった特別公開、もしくは事前申し込みだったかと。。。
それがいつのまにか、通年でOKになっていたとは
こういう情報は「思いこみ」でいたらイカンなぁと反省。
さて、八窓庵。
小堀遠州が設計した茶室。
窓は6こしかないのに「八窓」庵。
「窓が多い」ことを強調したいからの敢えて「八窓庵」にしたとか。
一から設計したのではなく、もともとあった建物を改造したものだったとか。
帰宅後に改めて茶室の本を読み返して「なるほど」
いやはや、予定外の見学だったので、予習が足らなかったワ
でも、茶室の向こう側、逆勝手の「鎖の間」と水屋も見られてよかった。
この茶室が気になっていたのには、理由がある。
北鎌倉の明月院の前を通りすぎてズンズン奥へ行くと、明月荘という建物があった。
古民家と茶室があって、お庭があって。
そこで茶室を開いたことがある。(正確には言えば、私はお手伝いに行っただけ~)
2005年の3月と6月の2回。
6月は風炉の時期だったんだけど、流し点でお点前したっけ。
さっき調べたら、2007年夏に老朽化で閉鎖されてしまったとのこと。(鎌倉市の学習施設だったんだねぇ)
今から思えば、いちばん茶道ライフが多忙な時期だったなぁ。
(よくまぁ、あんなにお茶のことに東奔西走できたものだと我ながら思う)
明月荘での茶会は楽しい思い出の一つ。
その茶室が当時の私としては“変わった間取り”で。
同じ間取りの茶室って、ほかにあるのかしら?と
調べたことが、茶室に興味をもったキッカケ。
そして、同じ間取りを見つけた。
それが金地院の八窓庵。
三畳台目の上座床。
あの古いお茶室はこの写しだったのだ。
ただ、本物を比べてみると
廻り茶道口ではなくて突っ込み茶道口だったり。
躙口は縁側からのものではなく、踏石の上から入る躙口だし、
床の間は下地窓もあいてなかったと思うし。
いくつか違いある。
風炉で点前していた時は
点前側からみて正客の顔が見えづらいなぁと思った。
だけど、あそこに下地窓が開いていたら、そういうこともなかったのかな。
とか、いろいろ思い出してみるのもまた楽しい。
そっか、老朽化して財政難で維持できなかったのか。
そうだろうなぁ。
あの時すでにかなり古かったもんなぁ。
時代の流れで仕方ないとはいえ、
茶室を維持することの難しさを改めて感じてみたりもする。
おまけ。(金地院の鶴亀の庭)
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます