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高山本線に乗って~その6 時間潰し!

2022年09月20日 06時09分04秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

2022年9月3日(土)の午後2時すぎ。
富山県富山市の八尾にて、雨の中を私はとても困っていた。

 とても素敵な町並みだけど。

このまま5時間も立ちつづけてはいられない~ 

どう時間を潰そうかと思いつつ、9年も訪れた「おわら資料館」へ足を向けた。
何か情報がほしかった。

資料館に着くと表に何やら「中止」の看板が。
やっぱり? この雨じゃ、町流しもイベントも中止なのかなぁ。せっかく来たのに。
がっかりしつつ、資料館の受付で尋ねてみると「屋外ステージはやってます」。

14:30からチケットが発売されるはずだと。
ちょうど2時。資料館のチケットを買うのはやめて、再び曳山展示館へ向かった。

 ←このことね。

会館前では既に購入待ちの列も出来ていたことから並ぶ。
雨脚はさらに激しさを増し、「この分じゃ今回も町流しは中止だろうなぁ」と諦めの境地。

ならば、有料1,500円払ってでも近くで踊りを見物しないとはるばる来た甲斐がない。

 チケット、買えました。

雨の中を資料館に戻る気にはなれず、昼前に買った曳山展示館のチケットを提示して再入館。
(ラッキーと思ったら、チケットに「当日有効」と明記あった)

かくなる上は可能な限り、雨宿りをここでするぞ。

ロビーの映像コーナーを陣取り、傘も広げて水気を落としつつ、風の盆の映像を片っ端から視聴した。

 
「町流しも生で見られないのなら、せめて映像だけでも~」と思って。
踊り方の映像まで視て、振りの意味するところや構成もしっかり予習した。

これで1時間ほど潰せたなぁ。
先に入館した時は雨の降りだしを気にして、手前の曳山しか見なかったけど、
奥にも展示室があることに気がついた。

映像を視た後、奥の展示室3「カイコと八尾」のコーナーを見学。

 雨はまだ降っている。

 この曳山展示館って、昔の富山県立蚕業学校の跡地に建っている。

この展示を見て、長年不思議だった謎がようやく解けた。

前回訪れた時、「なぜ富山市の中心部から離れた山間の街がこんなに栄えたのか?」と不思議に感じた。
江戸時代、富山藩下において山あいの生産物の集散地として栄えたわけね。
その代表的な産物が養蚕業、つまりお蚕さんによる生糸だったわけかぁ。

養蚕業といえば、信濃(昨年、須坂でも集散地として栄えた歴史を見学したっけ)や群馬という印象があったけど。
そういえば白川郷の合掌造では確かに2階3階で養蚕してた。
そっか、あそこから北に出て八尾で集積されるわけね。
(もちろん八尾周辺でも養蚕がさかんだったかも)
蚕を育てる工程がやたら詳しくて、そこも面白かった。

 

館内には私と同じように雨宿りと時間潰しでソファに座っている方も多く、不自然じゃなく過ごせた。
そうやって、閉館の5時まで滞在。

屋外ステージは17:30。時間潰しもあと少し。

17:00に再び外へ。

 予約のみの屋内ホールに出演する方々も到着~

雨は小康状態。

少し歩いて路地裏の出店?で腹ごしらえ。

少し早めに入場待ちの列に並ぶ。レインコートを受け取って会場内へ。

 前から2列目中央の好位置をゲット! コート着こんで待機。

さぁ、いよいよだ。

次回に続く~
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