Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

金沢の旅をふりかえって(茶の湯以外編)

2013年09月29日 00時05分47秒 | 泊りがけの旅行
富山から金沢へ。

平日朝の通勤・通学時間だったのに、県境を跨ぐせいか意外にも電車内は空いていたなぁ。

金沢駅のホームから見えた「等伯号」。
あ、そうか。
七尾線だ。

七尾は長谷川等伯の出身地だった。

と、加賀へやってきた実感が湧いた


一昨日の写真↓は金沢駅構内で撮影した加賀人形とフォルムカード


金沢を訪れるのは、実は3度目。
でも、過去2回は車だったので駅は見ていない。
(厳密に言えば電車では2~3回通過しただけなので、下車してないから駅は見てない)



富山駅もそうだったけど、北陸新幹線開通に合わせて近未来的になっている
(日本っぽい風情が~

ショックを受けながらも気を取り直して、金沢の旅へ。

おず訪れたのは、ひがし茶屋街。


まぁ、パンフレット通りなんだけど

お茶屋文化館も見学した。

当たり前だけど、京都・島原の角屋を感じが似てる。
いや、角屋は天井とか煤けちゃってるけど、こちらは手入れしたのかキレイ。

そして、茶室もあった。
やはり茶の湯文化が根付いた城下町だなぁ、と思った。

続いて、徒歩移動で大樋美術館へ。
菓子の木型美術館も行った。
(こちらは茶の湯編で紹介予定)

また、てくてく歩いて、
金沢白鳥路ホテルへチラッと寄って、それから大手門から金沢城跡へ。

以前来たのは22年前。

その頃はまだ金沢大学のキャンパスがあったからねぇ(たぶん)
たしか、兼六園側の門だけ「へぇ~」と思ったっけ。

河北門とか五十間長屋とか復元された区域も入ってみる。


あと、石垣の変遷の屋外展示や復元中の工事現場も興味深かったなぁ。

さすが加賀百万石のお城だけあって、規模がビック。

空模様がアヤしくなったので、急いで兼六園へ。


ここだけは前回も訪れたし、お茶室のようなところでお抹茶もいただいたので、
今回はイマイチ感動なし。

さっさと見て、次へ。

中村記念美術館を見学して、次へ。

雨がボツボツを降ってきた。

でも、時間に余裕があったので、寺町地区へ足を伸ばしてみることにした。

寺町地区は一部工事中。でも、車止めがさすが


めざすは妙立寺。別名「忍者寺」。


予約制とは知らなかった でも、その場でも予約できた。
(そこそこ見学者の数多し)


「よくまぁ、こんなに凝ったもんだ」と感心した。
(いざという時に、、、とはいえ、かなり遊び心満載のような。
 だって、秘密基地のくせに茶室もあったし)

見学終えて、外からもしげしげ眺める。


ここで、とうどう土砂降りに。

にし茶屋街は、、、見た目だけで最近“らしく”造った~って感じ。
雨宿りしようにも、カフェないし

で、雨を避けながら長町武家屋敷界隈をめざす。
(途中、ゲリラ豪雨に遭遇し、かなり悲惨な目に遭った

で、やっとの思いで辿り着いた街並み。


『武士の家計簿』の世界だわ~

その先にあった足軽屋敷。(よそから移築してきたそうで)


平成の始め頃まで、実際に住んでいたそうで。

まさか、江戸時代のまんまじゃないと思うけど





間取り図とか見ていると、「確かに現代でもこれは使える」と思った。

で、なんとか行きたかった場所は一応全部回ってホテルへ戻った。

心残りは食事。
加賀料理を食べたかったんだけど、雨に打たれて風引く寸前

駅弁買ってチェックインし、温泉入ってから部屋でつつく。




駅弁とはいっても、そこは加賀
お弁当も細かい技が効いて、美味しかった。

「おわら風の盆」のガイドブックも充実していたけど、
金沢のガイドブックもとても充実していて、助かった。

やはり、新幹線開通後の観光誘致をかなり意識してるなぁ。

実は今回はね、新幹線が開通前にと思って訪れた。

今年は北陸本線全線開通100周年のメモリアルイヤー。

でもね、北陸新幹線開通の暁には在来線は第三セクターになってします。
そうすると、青春18きっぷが使えない

だからね、安上がりでのんびり旅を楽しむリミットが

ということで、企画した。

なので、今年はローカル電車に乗ることが旅の主目的

富山の風の盆も金沢もオマケみたいなもん。

いわば、さわりだけ~っていうか。

直江津から富山、金沢を経て、福井県横断して敦賀、近江塩津まで。

北陸本線はなかなか雰囲気よくて、楽しかった。

近江塩津から米原までが未だ乗れてない

これも課題。

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