
二十五候 芒種(ぼうしゅ) 6月5日~20日 初侯 蟷螂生(かまきりしょうず) 6月5日~10日
節気の意味「稲など芒(のぎ=穂)がある穀物の種まきの頃」
候の意味「カマキリが生まれ出る」
日の出は4:27
日没は18:54
関東地方は昨日、けっこうな雨が降ったけど、今日はまた晴れて梅雨入りにはならない。
東京五輪開幕の意味を「平和の象徴として(開きたい)」とこの国の首相は言った。
「平和」が定義する範囲は「戦争がない」だけではない。
戦争の相手は国(人間)とは限らない。病原菌との戦いだって、“戦争”並みだ。
少なくとも、パンデミックで困難な状況になっている現在の日本は「平和」だとは言いかねる。
「平和ではない」のに「平和の象徴として、五輪を開く」という主張は大きな矛盾を含んでいる。
本音は「総選挙に勝ちたいから」だと思う。
少し先の状況を予測すると4つのシーンが考えられる。
(1)五輪を中止しました。でも、感染爆発が起こりました。
(2)五輪を中止しました。おかげで感染増加はほどほどに押さえ込むことができました。
(3)五輪を開催しました。でも、感染増加には至りませんでした。
(4)五輪を開催しました。そしたら、感染爆発が起こってしまいました。
五輪を中止したら、たとえ感染増加を抑えることができたとしても、五輪を当てにしてた経済界からは総スカンをくらい、選挙は負ける。
五輪を開催し、さらなるパンデミックが発生したら、民衆が怒ってやっぱり選挙は負ける。
だけど、五輪を開催し、かつパンデミックも起こらなければ選挙に勝つことができる。
その可能性って、何パーセントの確率だろうか。4枚のカードを引くとしても25%。
その低い可能性に一縷の望みと託して、五輪に突っ込もうとしている。
としか思えない。国民の健康なんて、もうどうなったっていい。
自分たちさえ選挙に勝てればいい。
もう、なりふり構っていられない~
そんな声が永田町から聞こえてきそうだ。
国民不在のニッポンという国。
こんな国になってしまったなんて。
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