Akatsuki庵

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芒種 初候 蟷螂生

2021年06月05日 13時46分00秒 | 二十四節気七十二候

 

二十五候 芒種(ぼうしゅ) 6月5日~20日 初侯 蟷螂生(かまきりしょうず) 6月5日~10日

節気の意味「稲など芒(のぎ=穂)がある穀物の種まきの頃」
候の意味「カマキリが生まれ出る」

日の出は4:27
日没は18:54

関東地方は昨日、けっこうな雨が降ったけど、今日はまた晴れて梅雨入りにはならない。

東京五輪開幕の意味を「平和の象徴として(開きたい)」とこの国の首相は言った。

「平和」が定義する範囲は「戦争がない」だけではない。
戦争の相手は国(人間)とは限らない。病原菌との戦いだって、“戦争”並みだ。
少なくとも、パンデミックで困難な状況になっている現在の日本は「平和」だとは言いかねる。

「平和ではない」のに「平和の象徴として、五輪を開く」という主張は大きな矛盾を含んでいる。

本音は「総選挙に勝ちたいから」だと思う。

少し先の状況を予測すると4つのシーンが考えられる。

(1)五輪を中止しました。でも、感染爆発が起こりました。
(2)五輪を中止しました。おかげで感染増加はほどほどに押さえ込むことができました。
(3)五輪を開催しました。でも、感染増加には至りませんでした。
(4)五輪を開催しました。そしたら、感染爆発が起こってしまいました。

五輪を中止したら、たとえ感染増加を抑えることができたとしても、五輪を当てにしてた経済界からは総スカンをくらい、選挙は負ける。
五輪を開催し、さらなるパンデミックが発生したら、民衆が怒ってやっぱり選挙は負ける。

だけど、五輪を開催し、かつパンデミックも起こらなければ選挙に勝つことができる。

その可能性って、何パーセントの確率だろうか。4枚のカードを引くとしても25%。
その低い可能性に一縷の望みと託して、五輪に突っ込もうとしている。

としか思えない。国民の健康なんて、もうどうなったっていい。
自分たちさえ選挙に勝てればいい。
もう、なりふり構っていられない~

そんな声が永田町から聞こえてきそうだ。

国民不在のニッポンという国。

こんな国になってしまったなんて。


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