Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

大和文華館で茶湯展鑑賞

2014年12月28日 05時57分22秒 | 美術館・博物館etc.
★大和文華館 サイト
 特別企画展『茶湯の人と造形』 ※会期終了

初めての訪問。

だけど、このブログを初めてすぐの頃、茶道具のコレクション展は鑑賞したことがある。
愛知県の岡崎で。→こちら

すばらしい内容に感動したっけ。
「わざわざ途中下車して行った甲斐あった~」と思った。

だから、今回は予めサイトから展示リストを印刷し、
図録もさらっと見ておいた。

注目は千道安、少庵、宗旦の消息。

そして、おしどり香合(仁清作)
金沢の鴛香炉とは違い、小さいけどねぇ。

大和文華館を代表する逸品。

かわいいなぁ。

お道具は渋いラインナップ。

トーハクにあるのと同じ形の存星の合子もあったし、
日本に10点しかないという油滴天目。

青磁碗、熊川に柿の蔕など。

少し変わったところでは、尾形乾山の色絵夕顔文茶碗。(乾山だけど、っぽくない?)


やっぱり、掛け物系が充実していたなぁ。

南宋絵画の数々、私には難し過ぎるんだけど、国宝とか重文とかあって驚いた。

佐竹本三十六仙絵断簡。
売立の際に人気の高かった「おひめさま」(小大君)

和漢朗詠集断簡(伊予切)は料紙に雲母。←藤田美術館にもある。

足利義満の書状、一休宗純像も貫禄あった。

興味深いところでは東寺茶売商人大夫二郎請状。
たしか、門前で茶売をするための許可証だか申請だったの文書。。
応永18年(1411年)だから、室町時代半ば。

一服一銭茶だなぁ。

帰宅してから『茶の藝術』展の図録を見直した。
乾山の細かい書状こそ、今回は出ていなかったけれど、
けっこうあの展覧会と重なる出品多し。

鑑賞していても、記憶の奥底におぼろげに残っていたので、
改めて図録を買うことはしなかった。

そして、図録を見て「買わなくてよかったぁ」とニンマリ。

7年も経つのに、記憶に残ってるもんだなぁ。

当時は解説とか読んでるヒマがなく、他の図録と供に埋もれた状態だったけど、
この年末年始に時間ができたらちゃんと読んでみよう。




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