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秋季特別展『茶碗 -茶を飲む器の変遷と多様性-』
※後期:10月21日(土)~12月10日(日) 800円→700円
うだうだ先延ばしにしていたら後期展示が始まっちゃった。
私が訪れたのは前期。
螺鈿の天目台に載った灰被天目が上品だなぁと思った。
最近はひとつひとつのお茶碗をじっくり観察することはしない。
野村美術館がよく訪れたから、だいたいのラインナップは頭に入ったから。
今回も長い移動の果てに辿り着いた疲労感もあり、どちらかと代表的なお茶碗を“確認”するような感じで鑑賞。
人形手茶碗とか祥瑞沓形茶碗とか。
志野茶碗「猛虎」は見るたびに何となく「うふふ」と思う。(得庵って、阪神ファンだったのかぁ。ことしアレで話題だよね)
家光が鶴の絵を描いたという御本立靍茶碗は後期展示予定。
前期は中央ケースに御本雲鶴茶碗が展示。ちょっと残念に思った。
ほか、紅葉呉器茶碗も「秋の野村美術館!」と思えるので、再会できてうれしい。
今回、茶碗展をいうことで地階もお茶碗がずらっと。
目録にも記載されている。
楽家歴代~長次郎、宗味、常慶~8代得入とばして了入まで~が並んでいる。
仁清の金筋茶碗と三島写茶碗もあって、これは得した気分。
粟田焼四方茶碗に尾形周平作の仁清写秋草絵茶碗もよい感じ。
もうちょっと精神的に落ち着いたら、またじっくり一碗一碗に向き合えるようになるかしら?
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