伊万里からは松浦鉄道に乗った。
伊万里からは2路線あって、一つは有田へ行く路線。もう一つは平戸を回って佐世保へ向かう路線。
私が乗ったのは佐世保行き。
ちなみに、松浦鉄道は第三セクターの私鉄なんだけど、自宅にある昭和の地図帳を開くと旧国鉄になっている。
乗っていて、駅に停車した時など車窓から「昭和10年完成」とか「昭和19年完成」という文字が見えて、「え?」とちょっとびっくりした。
気になって、旅が終わった時に歴史をひもといてみたら、明治31年に伊万里鉄道としてスタートしたらしい。
最初は陶磁器を有田から伊万里港まで運ぶためだったらしい。それから合併されて、さらに国有化されながら平戸へと延伸したみたい。
有田方面は伊万里線、平戸方面は松浦線かなー?
別途、佐世保の路線は石炭を運搬するために大正時代に佐世保軽便鉄道として始まり、昭和11年に国有化されて整備は戦時中まで続いた。
そして、JR分割民営化でJR九州に継承されて、その1年後(1988年)に松浦鉄道に転換されたそうな。
伊万里駅の道路を隔てての分断されてたけど、もとは駅は一つで、線路としては繋がっていたのかもね。
10:07、伊万里駅を出発。海と複雑な海岸線がきれい。
思わず、「日本一のアジ・サバ水揚げ」に反応してしまった。
松浦には火力発電所があったりとかね。(たぶん)初めての路線は目新しくて、乗っていておもしろい。
すれ違いの待ち時間も含めて約70分乗って、11:17に「たびら平戸」駅に着いた。
ここは日本最西端の駅。
駅前から地図の記憶をたよりにてくてく歩くこと7分ばかし。平戸口桟橋に到着。
昔は平戸口桟橋と対岸の平戸桟橋を渡船で利用していたのだけど、今は平戸大橋があるから船着き場としての機能はどうなのかなぁ。
(平戸大橋は昭和52年に開通していているから、渡船があったのはもう40年以上も前の話)
11:43の路線バスに乗って、平戸島へ。
橋を渡るって、きもちいい~
そうして、正午前に平戸桟橋のバスターミナルに到着。
着いたら安心して、お腹すいちゃった。
目の前にあった食堂(←あらかじめリストアップした食事処の一つ)に入った。
朝食が残念なことになったので、昼はちょっと奮発した。
私が入った後に何組か入って、もっと安いものを注文しようとしていたところ、私のオーダーしたものが運ばれてきたので、
「あれば何だ? おいしそ~。よし、ワシもあれにする!」
と、次から次へと奮発する人がいて~。びっくり。
1,500円のあまちゃん定食、おそるべし。
お刺身も地元であがったものだし、かますの唐揚げなんて食べたことがなかったしね。(かますなんて、干物で食べるものだと。。。)
さざえの壺焼きもついていたし、お腹いっぱいになった。
そして、平戸観光へ。(全体の時間は約2時間半。食事に30分弱かかったので、約2時間)
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