(旅アーカイブ 戻る)
とうとう平城京遷都1300年祭も閉幕しちゃいましたねぇ
来場者数は当初の予想(250万人)をかなり上回ったって、350万人とか360万人と聞いている。
かくいうワタシも結局3度来場。(しっかり、リピーター)
それにしても、平城京跡は広い。
ホントに広い。
そして、東院庭園跡までの道のりは更に遠かった。
(「このルートでいいのかなぁ?」と不安になっちゃった)
だから、やっと着いた時は嬉しかった。
あれに見えるは奈良そごう跡、もとい長屋王の邸宅跡に建つイトーヨーカ堂。
無事、10時の茶券を購入し、まずは見物。
再現された点前座。
水屋前のパイプ椅子に座って待つ。
香ばしい、日本茶とも中国茶とも違う「お茶」の香りが漂ってくる。
同時にトントンと何かを叩く音も。
そして、時間が来て席についた。
目の前に「餅茶(へいちゃ)」がっ
天平時代に聖武天皇がお茶を喫した記録はあるものの、その内容は謎。
ただ、そのお茶は唐から将来したものだから、当時の中国のお茶を再現すれば、それが天平茶。
ということで、陸羽の「茶経」を読み解いて、そこに書かれている通り再現されたとのこと。
(詳細は煎茶美風流のサイトで→こちら)
美風流のお家元の説明、とてもわかりやすかったデス。
衣装もお盆や器も唐代のものを再現、お菓子も奈良時代に食べていたと思われるものを用意。
干し柿(でも中央の柚子はオーパーツ)と蘇。
前から食べてみたかった蘇を初賞味
ホントにチーズみたいだった
天平衣装もキレイだなぁ。
やっと目の前に「天平茶」が
まぁ、煎茶なんですけど、素朴な味わいでスッキリした素朴なお茶でした。
餅茶を炭火で20分かけて炙って、薬げんみたいなものですり潰して煮出して淹れたお茶。
お水も水道水じゃなくて、どこかの山へ湧き水を汲んできたもの。
(かなり、再現にこだわってらっしゃる)
茶碗と台もね
青磁もね、砧青磁みたいな精度のよいものが完成されたのは後の時代。(宋)
唐代の青磁も再現。
台も後の天目台に比べると稚拙。木地まんまだし。
でも、ちゃんと納まってる。
これも山桜で作られているんですって。
徹底ぶりに感動
こういう古い唐のお茶のことについて、検定のテキスト程度の知識しかなかった。
いわゆるペーパーな知識にすぎない。
忠実に再現されたものに触れて、自分の舌で体験するという貴重な機会が出来てヨカッタ
(初めてであり、これっきりのプレミアな機会だもんね)
三度目の正直?で四苦八苦しながら予定を組んで駆けつけた天平茶会。
ホント、無理をしてでも行ってよかった~。
参考ブログ→こちら こちらも
(旅アーカイブ 続き)
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とうとう平城京遷都1300年祭も閉幕しちゃいましたねぇ
来場者数は当初の予想(250万人)をかなり上回ったって、350万人とか360万人と聞いている。
かくいうワタシも結局3度来場。(しっかり、リピーター)
それにしても、平城京跡は広い。
ホントに広い。
そして、東院庭園跡までの道のりは更に遠かった。
(「このルートでいいのかなぁ?」と不安になっちゃった)
だから、やっと着いた時は嬉しかった。
あれに見えるは奈良そごう跡、もとい長屋王の邸宅跡に建つイトーヨーカ堂。
無事、10時の茶券を購入し、まずは見物。
再現された点前座。
水屋前のパイプ椅子に座って待つ。
香ばしい、日本茶とも中国茶とも違う「お茶」の香りが漂ってくる。
同時にトントンと何かを叩く音も。
そして、時間が来て席についた。
目の前に「餅茶(へいちゃ)」がっ
天平時代に聖武天皇がお茶を喫した記録はあるものの、その内容は謎。
ただ、そのお茶は唐から将来したものだから、当時の中国のお茶を再現すれば、それが天平茶。
ということで、陸羽の「茶経」を読み解いて、そこに書かれている通り再現されたとのこと。
(詳細は煎茶美風流のサイトで→こちら)
美風流のお家元の説明、とてもわかりやすかったデス。
衣装もお盆や器も唐代のものを再現、お菓子も奈良時代に食べていたと思われるものを用意。
干し柿(でも中央の柚子はオーパーツ)と蘇。
前から食べてみたかった蘇を初賞味
ホントにチーズみたいだった
天平衣装もキレイだなぁ。
やっと目の前に「天平茶」が
まぁ、煎茶なんですけど、素朴な味わいでスッキリした素朴なお茶でした。
餅茶を炭火で20分かけて炙って、薬げんみたいなものですり潰して煮出して淹れたお茶。
お水も水道水じゃなくて、どこかの山へ湧き水を汲んできたもの。
(かなり、再現にこだわってらっしゃる)
茶碗と台もね
青磁もね、砧青磁みたいな精度のよいものが完成されたのは後の時代。(宋)
唐代の青磁も再現。
台も後の天目台に比べると稚拙。木地まんまだし。
でも、ちゃんと納まってる。
これも山桜で作られているんですって。
徹底ぶりに感動
こういう古い唐のお茶のことについて、検定のテキスト程度の知識しかなかった。
いわゆるペーパーな知識にすぎない。
忠実に再現されたものに触れて、自分の舌で体験するという貴重な機会が出来てヨカッタ
(初めてであり、これっきりのプレミアな機会だもんね)
三度目の正直?で四苦八苦しながら予定を組んで駆けつけた天平茶会。
ホント、無理をしてでも行ってよかった~。
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