本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

細川ガラシャから始まった内田青虹歴史画展

2011年03月22日 | 427年目からの挑戦
【2011年3月22日追記】
 東日本大地震の発生ですっかりお忘れかもしれませんが、本日より一週間、東京駅近くの画廊で「内田青虹歴史画展」が開催されています。このようなときこそ、光秀の娘・ガラシャ夫人などの人生にしばし思いを馳せてみては・・・・

【2011年2月21日訂正】
 電話番号が間違っていましたので訂正しました。

【2011年2月19日記事】
 女流日本画家内田青虹さんの歴史画展が開催されます。
   内田青虹歴史画展
   ~戦國女人から、明治・維新の忘れ得ぬ人々~
  2011年3月22日(火)~28日(月)
  10:30~19:00(最終日は16:00まで)
  田中八重洲画廊 
  〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-15
  TEL:03-3273-6208(事務所)
      03-3271-7026(会場)

 どのような絵を描かれているかはホームページ「内田青虹の世界」をご参照ください。絵だけでなく、ブログ「青虹裏日記」ではいろいろな話題を取り上げておられます。 
 ★ 内田青虹の世界

 青虹さんは明智一族の子孫と伝えられています。そのことをお知りになったのは昭和49年(1974年)のこと。それまでは正に一子相伝で代々長男にしか知らされてこなかったのです。明智一族であることは負の遺産であって、口外すべきものではなかったということです。私の家系も明治時代になるまで「明田」という姓を名乗り、身を潜めるように生きてきたようです。
 青虹さんが明智一族と知った驚きが代表作である「細川ガラシャ」の制作につながりました。その絵がご縁となって私の兄との出会いへとつながりましたので、青虹さんもこの絵には特別の思いがあるようです。そのことをかんもん北九州ファンクラブの会報に書いておられます。
 ★ 細川ガラシャを描きあげて

 2009年には大作「本能寺への道」を描き上げられ、土岐一族の会「土岐会」の集いで拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』の出版ご披露と合わせて完成報告をいたしました。これも先祖のお導きかと感激!!
 ★ 土岐一族の集い

 青虹さんは拙著のご紹介を多方面にしてくださり、それが講演会へとつながっていきました。すべては一枚の絵「細川ガラシャ」から始まったわけです。
 ★ かんもん北九州ファンクラブ講演会

 このような裏話を知った上で内田青虹歴史画展~戦國女人から、明治・維新の忘れ得ぬ人々~をご覧になってはいかがでしょうか。私も土日のどちらかにお伺いするつもりです。

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本能寺の変 四二七年目の真実
明智 憲三郎
プレジデント社

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2 コメント

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美しい画でした。 (フロイス・2)
2011-03-27 23:48:03
雑事が溜まっていたため、もっとゆっくりと拝見したかったのですが…。 大きな画面にゆったりと描かれた美しい画でした。 過酷な運命を与えられた実在の人物が、彼らの苛烈な時代とは対照的に静かに気高く描かれている様に、地震以来過敏になっている神経が癒されたような感じです。 細川ガラシャの背景にある青い桔梗の絵が特に印象に残っています。 

歴史絵画というのは欧米では1つのジャンルではあるようです。 トラファルガー海戦などは繰り返し描かれています。 資料的価値の高い絵(細部まで史実に忠実に描かれているもの)は、比較的無名のイギリス人画家の手になるものが多いようで、たぶんイギリスの写生画の伝統と呼応するものだろうと推察しています。 アメリカでは、ラッセルやレミントンなどのウエスタンアート、あれも歴史画と言えなくもないですね。 もちろん、独立宣言やリンカーンのゲティスバーグ演説などの名場面もいろいろ描かれている…、素人の印象で言えば「歴史画」は健在という感じです。

日本の歴史画作家が少なくなったというお話、とても残念です。 この国はもっともっと歴史を大事にしてほしいと願わずに入られません。 それと、日本の歴史画は、やはり日本画で描いて残してほしいですね。 その意味でも明智家の御子孫が、歴史画と歴史研究の両面でご活躍されていることにあらためて敬意を表します。 教養人だったと言われる光秀候も喜んでいられるでしょう。
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歴史画の世界 (明智憲三郎)
2011-03-27 21:44:07
 昨日の土曜日に八重洲北口の本間ゴルフの通りにある画廊に行ってきました。通りから中がよく見える1階の画廊でした。かなり広いスペースに青虹さんの作品が相当数展示されていて、歴史画の世界を満喫できました。
 やはり地震の影響で常連の方々も外出を控えているとのことで休日にもかかわらず来場者は少ないとのことです。折角の機会でしたので残念でした。
 フロイス・2様はご来場になったとのことです。日本では歴史画作家がほとんどいらっしゃらなくなったとのことですが、西洋ではどうなんでしょうか。
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