狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

牛鬼 頭(かしら)製作工程

2010-10-06 22:24:22 | お祭り
さて、先日牛鬼の頭の裏部分の工程をご紹介しましたが、
今回はそれまでの作業を簡単にご紹介します。

まず牛鬼の型を土で作ります。

その後、その型に紙を貼り付けてゆきます。
 ていねいに糊で全体に紙をはってゆきます。
牛鬼組のみなさん、協力しながらの作業。

この作業が終わると次はその上に和紙を貼る作業があります。
この和紙は野村町産の和紙だそうです。
その和紙が十分に乾くと、今度は型になっている土を崩してゆきます。

裏側もていねいに土を落とします。

こうやって1年ちかくの時間をかけ、かしらの原型が出来上がりました。
そして今年の夏、大工さんが裏側に木の型をはめ込むなどの作業となったのです。
今現在、かしらは公民館内で色づけの作業がおこなわれています。


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1 コメント

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すばらしいですね。 (なっそ)
2010-10-10 18:06:55
ブログの更新お疲れ様です。ありがとうございます。転勤族で各地の祭を体験しましたが、ここの祭りほど素朴で味のある祭りはないごわすな。もうすぐですね。新調してもやっぱり、うしょにんのぼろえ~!なんですね。
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