民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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宇都宮マンドリンクラブ「第42回サマーコンサート」

2023年06月04日 23時06分52秒 | ギター日誌
6月4日(日)
昨日の土曜日は「マンクラ」の本番前の最後の練習日。
泉が丘コミュニティセンター、近いから助かる。
本番と同じように進める。
1部の合奏が終わった後、4重奏と5重奏の番。
初めて聴く。
今回、オレは出番がないから気楽だ。
みんなこれが本番より緊張すると言う。
オレも2度経験があるからよくわかる。
それぞれ2曲ずつ弾いたが、4曲とも最初の出だしでつまづいて仕切り直しをしていた。
やはり緊張感からだろうか。

まだまだ弾けないところがだいぶある。
帰ってから、弾けなかったところの運指を見直した。

そして、きょうが本番、集合は朝9時。
8時30分に出るつもりでいた。
車で行くつもりでいたけど、うちの駐車場は縦長だから、
オレの車のうしろに息子の車がつく。
(息子の帰りのほうが遅くなるから)
息子が出かけるのは9時10分だから、
オレの車で行くには車を入れ替えなきゃならない。
メンドーなことに気が付いて、自転車で行くことにした。
(いま気が付いたけど、今日は日曜日だから息子は会社が休みだし息子の車で行くことができたんだ)
スケジュールを確認すると、リハーサルは9時30分からになっている。
途中、ギターを背負って、坂道もあったりして大変だったけど、
なんとか一度も休まずに会場まで自転車で行くことができた。

9時35分にリハーサルスタート。
昨日、運指を変えたところに注意して弾いた。
指がカサカサして弾きにくい。
長い休みの後の音を練習の時は隣のパートリーダーの音を聴いてからワンテンポ遅れて弾き出していたが、
リハではきちんと拍を数えて、だいたいパートリーダーと同時に音を出すことができた。
今回は「マンクラ」に入って5回目のステージになる。
今までは弾けないところもだいぶあったが、今回はほぼ弾けるようになっていた。

1部と3部の合奏のリハを終えて、次は4重奏と5重奏のリハ。
客席ではどんな風に聴こえるのか確認するために客席のいろんな場所に移動して聴いてみたが、
思ったより音が聴こえた。

弁当を食べてみんなと雑談しながら出番を待つ。
悪あがきながら、リハで弾きにくかったところの運指の変更や、
運指の書いていないところに運指を書き込む。

1時30分の開演を前に舞台袖でスタンバイ。
5分前に入場。
一番前の席に「うれかじ」のメンバー女性二人の姿を見つける。
客席を見ると、半分は埋まっていると思われた。
1.000人収容ということだから、500人くらいかな。

1部の演奏が終わって、2部の小編成の合奏は客席の一番後ろの席で聴いた。
(リハで聴いたところと同じ)
リハで聴いた時は観客がいなかったからよく聴こえたけど、
観客が入ったから聴くと、音の聴こえ方が全く違う。
改めて人は音を吸収してしまうことを痛感。
4重奏と5重奏を続けて聴いたが、4重奏と5重奏を比較して新しい発見があった。
今までどうして気が付かなかったのかと思うことだけど、
誰にも教わらず自分の力で発見したのだから、その発見は大きな意味を持つ。
文字で説明するのは難しいから省略するけれど、
(簡単に言うと1拍目の音を強く弾くということ)
これからその発見が正しいかどうかを実践で確認して行こう。

客席で知り合いに挨拶された。
ギターの音が小さくて聴こえないと言う。
ずっと気にしていたことで、やっぱりそうかという思い。
3部の本番前に舞台袖で待っているとき、ギターのメンバーにそのことを話して、
いつもの2割増しの大きさで弾こうと言った。
本番では自信のあるところだけだったけど、
いつもより2割増しの大きさで弾くことを心掛けた。
自分の音だけが大きく聴こえて、自分でビックリするところもあった。

本番修了、あっという間だった。
本番を終えてのホット感もなかった。
来週から暮れの定演に向けての練習が始まる。
楽譜ももらった。
すぐにでも運指を考えたいけど、今週は土曜日にビートクラブのライブがある。
曲は決めたがまだ運指は決めていない。
今回は篠笛の相方がいないから3曲弾くことになる。
これからそっちに全力投球しなきゃ。

帰りは上り坂がないから楽かと思ったら、
風が強くて、思わず止まって風が止むのを待つことがあった。