「知らざあ言って聞かせやしょう」 心に響く歌舞伎の名せりふ 赤坂 治績 新潮新書 2003年
はじめに その4
戦前までは、歌舞伎を見ることはもちろん、演じることも庶民の生活の一部でした。たとえば、『蛙茶番』『村芝居』『田舎芝居』『芝居風呂』『質屋芝居』(以下いくつか省略)などの古典落語があります。近代までは歌舞伎が芸能の中心に座っていたので、歌舞伎を題材にした落語がたくさん作られたのです。これらのほとんどは、素人が歌舞伎を演じる時のゴタゴタを描いたものです。
このように、歌舞伎は庶民の生活の中に浸透していたので、多くの人が歌舞伎のせりふを知っていて、あらゆる会話に登場しました。たとえば、「雉子も啼かずば討(撃)たれまい」という諺があります。実は、この諺は『鈴ヶ森』にせりふとして出てきます
はじめに その4
戦前までは、歌舞伎を見ることはもちろん、演じることも庶民の生活の一部でした。たとえば、『蛙茶番』『村芝居』『田舎芝居』『芝居風呂』『質屋芝居』(以下いくつか省略)などの古典落語があります。近代までは歌舞伎が芸能の中心に座っていたので、歌舞伎を題材にした落語がたくさん作られたのです。これらのほとんどは、素人が歌舞伎を演じる時のゴタゴタを描いたものです。
このように、歌舞伎は庶民の生活の中に浸透していたので、多くの人が歌舞伎のせりふを知っていて、あらゆる会話に登場しました。たとえば、「雉子も啼かずば討(撃)たれまい」という諺があります。実は、この諺は『鈴ヶ森』にせりふとして出てきます
今回の記事と関係がないのに、ここに書いてしまってすみません。
『書く力は、読む力』を今日購入したので、読み始めたのですが、とても面白いです!
最近は研究書となると、読むのがちょっと気が重いのですが、具体例も多く、説明も丁寧なので、読みやすくていいリハビリになります。
今は二章を読んでいるところです。文学研究の歴史を読んでいるみたいで面白いです。
akiraさんが紹介してくださった箇所と、どうつながっていくのかが今から楽しみです。
いい本を紹介してくださってありがとうございました!
それは、今の私は読書する時間がふんだんにある。
本を読みたくてもなかなか読めない人に、私が読んだ本の中で、
「こういう考えもあるのか、今まで知らなかった。みんなにも教えてあげたい。」
そんな記事をアップしています。
だから、こういうコメントを読むと嬉しくなります。
ブログをアップする励みになります。
ありがとう。