新聞やテレビニュースで連日、小4女児死亡の件が報道されている。今回の事件も昨年の事件と同じように、引っ越し先での事件なので、新旧の児相や学校、教育委員会、警察など他の機関との連携が大きな課題となっている。
確かに、連携は虐待への対応としては、重要な課題だ。しかし、今回の事案は、違うところにありそうだ。
今日の夕方のNHKや朝日新聞ニュースで「小4女児死亡 児相のずさんな会議録 自宅に帰す判断記述なし」と報道されている。
柏児相からこれまで「ない」としてきた会議録が見つかったとのこと。それによると昨年2月末の会議で、記録は虐待のリスクの高まりがうかがえる一方、自宅に帰す判断をしたこと自体が記述されていない。帰宅の判断をする際に最も重要とされる児童福祉司の意見書は作成していなかった。柏児相は書類への記録や管理が「ずさんだった」と認めたとのことだ。
今日のニュースの内容からすると、連携とは異なった“問題”が存在するのではないかと思われる。
「記録や管理がずさんだった」と柏児相は説明するが、これは表面だけの発表だ。何故記録や管理がずさんだったといえるのか、何故虐待死に至ってしまったのか?肝心なポイントに触れていない。
また、今日、今回の事案に関する関係団体の会議が招集されたという。その会議でも今後検討し連携を図るという表面的な会合に終わったようだ。
真相解明などには至っていない。いわゆるお役所的な顔見世に終わったのではないかと思ってしまう。
各団体とは関係ない第3者委員による柏児相の真相の解明を早急に行うべきだ。昨年のことなので「記憶にございません」では済まされない。むしろ、まだ1年前のことだ、児相の現場では、今回の虐待死という悲しい結果に至る真実を知る人はいるはずだ。犯人捜しになってしまうかもしれない。しかし、10歳のこどもが死んでしまったのだ。苦しいかもしれないが、一刻も早く真相を究明したうえで、対策を講じて欲しい。
“連携の問題”を第1にしてしまうと、責任を分散させることにより、責任逃れになってしまう。そうではない。今回は申し訳ないが、“柏児相”が、自らの非を明らかにし、責を自問し反省し、発表して欲しい。そうすることが、より良い対策を見出せる方法だと思う。
確かに、連携は虐待への対応としては、重要な課題だ。しかし、今回の事案は、違うところにありそうだ。
今日の夕方のNHKや朝日新聞ニュースで「小4女児死亡 児相のずさんな会議録 自宅に帰す判断記述なし」と報道されている。
柏児相からこれまで「ない」としてきた会議録が見つかったとのこと。それによると昨年2月末の会議で、記録は虐待のリスクの高まりがうかがえる一方、自宅に帰す判断をしたこと自体が記述されていない。帰宅の判断をする際に最も重要とされる児童福祉司の意見書は作成していなかった。柏児相は書類への記録や管理が「ずさんだった」と認めたとのことだ。
今日のニュースの内容からすると、連携とは異なった“問題”が存在するのではないかと思われる。
「記録や管理がずさんだった」と柏児相は説明するが、これは表面だけの発表だ。何故記録や管理がずさんだったといえるのか、何故虐待死に至ってしまったのか?肝心なポイントに触れていない。
また、今日、今回の事案に関する関係団体の会議が招集されたという。その会議でも今後検討し連携を図るという表面的な会合に終わったようだ。
真相解明などには至っていない。いわゆるお役所的な顔見世に終わったのではないかと思ってしまう。
各団体とは関係ない第3者委員による柏児相の真相の解明を早急に行うべきだ。昨年のことなので「記憶にございません」では済まされない。むしろ、まだ1年前のことだ、児相の現場では、今回の虐待死という悲しい結果に至る真実を知る人はいるはずだ。犯人捜しになってしまうかもしれない。しかし、10歳のこどもが死んでしまったのだ。苦しいかもしれないが、一刻も早く真相を究明したうえで、対策を講じて欲しい。
“連携の問題”を第1にしてしまうと、責任を分散させることにより、責任逃れになってしまう。そうではない。今回は申し訳ないが、“柏児相”が、自らの非を明らかにし、責を自問し反省し、発表して欲しい。そうすることが、より良い対策を見出せる方法だと思う。