標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

久しぶりに石釜に火を入れ、パン焼きと焼き芋つくり。

2019-02-10 20:32:33 | 日記
昨日は雪かきをせねばならぬと、準備万端だったが、舞った程度で積雪には至らなかった。今日のテレビ各局では、大雪の予想が外れたので気象予報士が誤っていた。予報士の性ではないのだが・・・? いくらAIが発達したからといって、まだ、人間は自然には勝てないのだから。気象予報士さんは謝らなくても良いと思う。天気ではないが、国内外の政策等で謝らなければならないのは、政府や国会議員ではないだろうか。

さて、昨日積雪がなかったが、天気は曇りというより一日中僅かな雪が舞っている状態だった。雪かきのため温存していた力で、石釜に火を入れパンを焼くことにした。日中の最高気温は2度台だった。窯の薪くべは寒い日が最適だ。
そして、薪が乾燥していたため燃えるのが早い。10分おきに薪入れが必要だった。お蔭で蓄えていた体力は十分使い果した。

パンを焼くには、薪が燃えている最中だと温度が高いため焦げてしまう。窯を十分温めた後、熾火(おきび)状態になった余熱で焼くとよい。したがって、焼く時間は15分ほどだが、薪くべは1時間半ぐらい行っていた。

今回は煉りから一次発酵までは、ホームベーカリーに任せ、成形と2次発酵は手作業で行った。バターロール用の生地とし、塩ロールパンを作った。そしておまけに焼き芋も作った。


300gの強力粉を主材料とした。ホームベーカリーで作った生地を12等分し、ロールパンにした。二次発酵のために大きな発泡スチロールの箱に、生地と熱湯を入れた茶碗を置いた。


冬なので少し長めに時間を取った。小一時間かかっただろか、写真のように膨らみ、隣同士が引っ付いたものもある。
 

わが家の石釜は耐火煉瓦作りで、二層式だ。下が燃焼室で上段は焼床となっている。下は熾火となっている。15分経ったので焼けたようだ。


上段の焼きあがった様子のロールパン。窯から出そう。


窯から出した直後。塩は解けてしまっているが、きつね色のふくっらした出来栄えだ。


二つほど試食用に盛り、妻とふたりで食べてみた。皮はやや硬めだが、中はモチモチで、塩加減も良く香ばしくておいしかった。


ついでに焼き芋を作った。試食したが甘くホクホクしていた。でも、焼き芋は殆どタロ(犬)が食べる予定。

昨日の夕食はパン。今朝も塩パンが主食だった。そして、実は塩パンの他にも山食パンも焼いたので、しばらくはパン食が続きそうだ。
コメント
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