神社に参拝する楽しみの一つにその地に生育する木々の素晴らしさを見る事があります。
今回の参拝で圧倒されたひとつがそびえ立つうねる木々の数々でした。
木々を見てその地に足をつけるだけでとてつもないエネルギーを感じます。木々が外側からみてもぐるぐるとうねりながらまっすぐに立っているのは、以前訪れた瀧原宮の参道の木と同じでした。最初参道で木をみた時は本当に驚きました。

瀧原宮参道の大木
今回もそれと同じような木々が参道の両脇に何本もそびえ立っていました。

参道は産道と響きが同じです。赤子が生まれる時は産道を旋回しながら産まれてくるので、私はこの木がまさに大地(母なる子宮)から生まれ出て真っ直ぐ育つ様を体現しているように思えました。
参拝後に、瀧原宮も戸隠神社もどちらもゼロ磁場に関係していると妹に教えてもらい、磁場について興味を持ちました。
磁気のN極とS極がお互い拮抗して打ち消しあい、磁力が存在しない状態をゼロ磁場と呼んでいるようです。方位磁石がぐるぐるぐると回るといいます。
何もない「無(0)」という事ではなく、プラスとマイナスの大きなエネルギーにより均衡のとれた「全て」を持つということのようで、虚空(=何も無いが、全てある状態)にも通じる気がします。気が最高に整った場所です。
この様なぐるぐるうねってエネルギーマックスの地は、命を育む最善の場であり、昔から聖地やイヤシロチ(癒しろ地)と呼ばれているようです。
そういう場所の特徴として、おいしい水が湧き出たり、訪れると心身が癒されたり、病気が治ったりするとか。
木は一年一年、年輪を刻みます。神社にそびえ立つ樹齢何百年の御神木の数々に圧倒されるのは、その母なる大地で素晴らしい気を貯めたエネルギーを木々が栄養にしているからだと思います。
プラスでもマイナスでもなく、ゼロでも無でもなく、足りないものも余分なものもない完璧かつ比類ないものを。
見えない木々の内側は、年輪を毎年毎年波状を広げます。更には、木々の外側にまでうねりを現してそびえ立つ御神木の数々をゼロ磁場の地では見ることができました。
天然のゼロ磁場は、日本では長野県分杭峠や伊勢神宮、諏訪大社などの中央構造線(日本最大の断層)と呼ばれる巨大な断層地帯に点在しているようです。
長く都会に住んでいると、無性に自然が恋しくなります。ゼロ磁場に関わらず癒し効果が自然にはあります。気持ちが安らぎ、心地良いという場所は、磁場が良いということだと思います。
神社仏閣、海、滝や清流、山々は自分の心を整えて、中和してくれます。
地球上(三次元世界)には、陰と陽が必ずあり、そのマイナスとプラスの電気エネルギーを最大限中和する場がゼロ磁場です。
そこは次元の異なる宇宙エネルギー(五次元)が存在して最高の気と、最高のエネルギーの場を作っているとも考えられているようです。
そうだ京都に行こう!というCMがありました。私は、そうだ神社に行こう!と思います。
自分の波長や波動が荒くなった時、自分では整えることが難しくなった時、心を神社の地に委ねるのも一つの方法かなと思いました。
つづく