大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

浦嶋太郎と日本神話 3

2021-03-01 08:49:00 | 神話・物語・本から

健男霜凝日子神社御祭神について書き留めておきます。


御祭神 健男霜凝日子神

配神   豊玉姫、彦五瀬命、大太夫夫婦、華御本ヒメ

合祀 大山祇神、奥津彦尊、奥津姫尊、少彦名尊、猿田彦命、菅原道真、木花開耶姫尊、大巳貴尊、面足尊、かしこね尊


とのことです。神様の名前は難しい!一柱ごと見ていきました。


そして、わかったのは


配祀や合祀は、ウガヤフキアエズにとって近い、一部遠い縁者です。



山幸彦⇨ウガヤフキアエズ⇨神武天皇の流れのなかで、かなり長い年月がたっている事は記紀も示唆しているし、偽文書?とされてあるものの中にも何代も続く王朝があったと述べられています。


ウガヤフキアエズの示唆しているのは何か、浦嶋太郎で玉手箱を使って有耶無耶にしたのは?への答えは、人間対人間の壮絶な権力争いの数々だと私は思いました。


ウガヤフキアエズ、名前の響きを調べてみると


海神様に縁あるウガヤフキアエズは、産屋は全て鵜(う)の羽を草(かや)としてふいたが、屋根の頂上部分をいまだふき合わせないうちに生まれた、とされています。  龍神に縁のある神社が安産の神様とか、子供に恵まれるご利益をうたっているのも納得です!


また、ウカは古語では(白)蛇を意味しています。宇賀神という神様がいますが、宇賀神像は、老人の顔をした頭部をもつ蛇のようで、江戸時代に熱田神宮を修理する際にその像が出てきたとも記されていますし、弁財天は頭に宇賀神をつけていたりします。










健男霜凝日子神は、華本姫=宇田神を妻とします。名前の響きがウガ、ウカ、ウダ全て似ています。


ウガヤがユダヤと響きが似ているのも気になります。元伊勢の籠神社に参拝したとき、亀の大きな石(意志)がそこに存在し、籠神社の奥宮である眞名井神社の石碑の文様は今は巴紋(健男霜凝日子神社も同じ)ですが、以前はユダヤに縁ある六芒星だったとか。











兎に角、何かがありそうですが、ますます迷宮に入りそうなので、ここらへんで終わりにして、気が向いたらまた調べてみます。御祭神の詳細や、伝説は明日。まだ、続くんかーい。笑


浦嶋太郎は、すごい深いお話だったんですね!籠目の歌の「鶴と亀が統べる」あと、後ろの正面は?の秘密が隠されているかもしれないです。


海や山の壮大な自然の悠久の営みに、神様が息吹をかける。そこから生まれる目に見えない自然の循環エネルギーの神秘と、そこに住まう生々しい人々の攻防を感じずにはいられませんでした。



つづく



【画像はgoogle 画像検索、穴森神社、宇賀神、籠神社より】