え？明日雨？

とにかく、台風19号の915hPaという数字が、いまだに変わらないことに「恐怖」を覚えるしかない。というわけで、先週悪友が言い始めて、結局雨で中止したから、1週間後に予約したゴルフが明日なのだ！

すぐ近くの丹生カントリー（ゴルドクレスト福井？）で、台風がやって来る前にゴルフ？できるのかな？

つまり、台風対策は今日しかないので、考えられる限りの風対策は必死でやった。屋根の室外機でさえ吹き飛ぶかもしれない。ただ、ありがたいことに、福井辺りは北風になるはず。北風なら、冬場のもう吹雪で家が揺れるほどの強風も経験しているし、第一我が集落の立地は、すぐ背後の北側に山を抱えている。

北風を遮ってくれるはずだと、6万年前に人が住み着いた立地を頼りにするしかない。あとは、神頼みだが、何年か前に見ていたテレビで、スーパーコンピューターが描く未来の災害で風速70ｍの世界を描いていた。地球環境の異常な変化がこのまま続くと、そんな台風も起きる時代が来る、という話だったが、まさにそれに近い状況が、現に今、起きつつあるのかもしれないと思うと、いささか怖い。

ありがたいのは、あっという間に通り過ぎることだが、秋雨前線の影響で、雨だけは長く降るとか。あとは、神頼みだ。

棗の里

朝の散歩は、ちょうど7時に出かけて、結局家に戻ったのは8時45分。公園の外周を周り、隣集落の家2軒を訪ねて、4人の人とおしゃべりしてきた。そのあと、お茶ずけしてから、車で川西地区に。

いつもの佐野温泉に行く道を通って、佐野温泉を右に見て通り過ぎると間も無く、棗地区。ここでは、近年、棗の栽培をしていると新聞などで読んでいたので、1キロか2キロ、実を買い求めたいと出かけた。明け方3時ごろに、急に思いついたのだ。

地区に入ると、大きな看板があったので右折。偶然にも、同級生が昔から地元で開いている医院の前を通りすぎると、丘陵地帯に整然とを並んで植えられた棗畑が、あちこちに現れ、加工場や事務所が見つかった。しかし、工場も閑散として人の気配はなく、事務所も同じ。仕方なしに、近くの棗畑にカメラを持って入っていくと、肝心の実はとっくに収穫は終えてしまっている。

よく見ると、ひとつ、二つ手頃な高さに残っているので、それを探して、口に放り込む。茶色く色づいて、実が硬いのがいい。カリカリとかじる美味しさは、格別だ。何年振りだろう？１０年、いやもっとか？　ずいぶん探し回ったが、10粒あまりポケットに入れ、5、6粒口に入れただけ。高い上の方に、大粒の実に美味しそうな実が残っていのが、なんとも惜しい。

同じ茶色に色づいても、乾燥して、シワがよって、実が柔らかくなったのは嫌いだが、わざわざ乾燥させるバカも大勢いる。保存食にする。棗は、砂漠の民の古くからの食べ物だ。日本人の栗のようなもの。

畑仕事のおばちゃんに聞くと、ここでは1粒だって、実のまま売らないという。全て、加工品にするらしい。海道工業の社長がバックアップして事業として継続しているとか。地元民は、ただの季節労働にすぎない？　地域おこしが聞いて呆れる。なんとなく、豊かさを感じない。取れ立ての棗を食べたり売ったりしないなんて、もはや、魅力はゼロ。

自宅に絶対棗を植えよう、と思いつつ、帰りにスーパーに寄って帰宅。台風の準備をしなくっちゃ。今度の台風は、列島をおそう、核爆弾並だぞ。半端じゃない！

石油ストーブ

２０１９年１０月１０日（木曜日）：By Yahoo [ 12c/27c/10% 68K80F ] 快晴

昨日と似たような快晴の朝。雲ひとつなく、大陸性の澄み渡った乾燥した大気に放射冷却でグッと冷え込んだ。ついに石油ストーブを引っ張ってきて、窓を開けながら「試験灯火」。朝晩がここまでグッと冷え込むと、昆虫や害虫も身をひそめる。

もっとも日中はかなり暑くなりそうだから、油断はできない。

昨夜、昔地元保育園の園長先生をしていた夫人から電話をもらって、「誰だろう」と思っていた疑問が氷解。もう80歳を越えているはずだが、我が母親に子供の頃習った間柄。相変わらず元気な声で、「主人は耳が遠くて」と言う。

地元悪友も同級生も知人の先輩社長も耳が遠い。私も、2、3割は聞こえにくくなっている。聞こえる声と、聞こえない声に区別がつく。池波正太郎も言っていた。劇場で奥の客席まで声が聞こえる演劇人の声は、決して、大声ではない。

明瞭な言葉を発する人間とそうでない人間がいる。マイクロフォンの発達した今の時代、「一度、死んだらどうだ？」と思うような芸能人や役者連中さえ、しょっちゅうテレビに出ている。

さあ、朝の散歩タイム。朝晩冷え込むと、元気になる野菜がある。