「肉中の哲学」ジョージ・レイコフ、マーク・ジョンソン 著
哲学書院 2004年10月15日発行
この”肉中”、
私たちの理性を表現する概念は、メタファー的であり、
その思考の多くは無意識のものであり、
身体と結びついて、生命本能をあらわしている意味である。
古今の記録され・積み上げられた概念が、
身体に直結していることが、基本的なメタファーの分析からたどられている。
西欧哲学概念をたどることは、手におえかねるが、
井筒俊彦 著の「意識と本質」には直結して共感する。
「内臓が生みだす心」 西原克成著 NHKブックス 2002年8月30日
人間の情報還流の仕組みの考え方に基づいて、
ホヤやネコザメから生命の起源、進化の経過から、
脳と身体の結びつきを具体的に記している。
精神と心、筋肉と内臓、その分子生物的な裏づけが、近代を超える手がかりになる。
もう、眼の鱗(ウロコ)、いや、ここでは鰓(エラ)呼吸で、生き返る感じ。
近代自我に孤立する私たちは、
近代記号の自己増殖の中に放置され、
過剰な商品に癒されようと、さらに孤立を深め、
更なる自己分解へと、
進んでいるのかなー?
哲学書院 2004年10月15日発行
この”肉中”、
私たちの理性を表現する概念は、メタファー的であり、
その思考の多くは無意識のものであり、
身体と結びついて、生命本能をあらわしている意味である。
古今の記録され・積み上げられた概念が、
身体に直結していることが、基本的なメタファーの分析からたどられている。
西欧哲学概念をたどることは、手におえかねるが、
井筒俊彦 著の「意識と本質」には直結して共感する。
「内臓が生みだす心」 西原克成著 NHKブックス 2002年8月30日
人間の情報還流の仕組みの考え方に基づいて、
ホヤやネコザメから生命の起源、進化の経過から、
脳と身体の結びつきを具体的に記している。
精神と心、筋肉と内臓、その分子生物的な裏づけが、近代を超える手がかりになる。
もう、眼の鱗(ウロコ)、いや、ここでは鰓(エラ)呼吸で、生き返る感じ。
近代自我に孤立する私たちは、
近代記号の自己増殖の中に放置され、
過剰な商品に癒されようと、さらに孤立を深め、
更なる自己分解へと、
進んでいるのかなー?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます