前章 ’バベル化’? モノやコトで人が繋がる時代の
精神分析的な社会構成図により説明
私たちは、現実から僅かな象徴を共有することで、人間になった。
それは、生存から意志の共有、そして意志の意識化という段階をへて、
象徴という纏まりになった。
そのイコン・イデアは僅かであり、
この時代では、社会の意志のもと、個人の意識は顕在化していない。
文字の印刷・流通 . . . 本文を読む
私たちの生きている世界を、ラカン的に、想像界・象徴界・現実界に分けると、そこでは、意識・無意識・生存が作用している。
動物は、現実界を象徴的にとらえ無意識に対応する音や仕草でコミュニケートできるかもしれない。
人もまた、山や滝や巨木を共通の象徴とし、洞窟に対象を描いてきた。それが、象形文字になり、また楔形文字になり、数字と記号となって、現実界と象徴界の関係付けが行われてきた。しかし、その関係付け= . . . 本文を読む
4月11日九段でFeed Business Summit Vol.6を聴いた。
Feedは、情報に情報をつけて一人歩きさせる仕組みの一つ。
モノや人の情報をICチップに載せて、流通・交通ネットワーク上で動き廻らせる、ユビキタス社会のもう一方の動きだ。
Feedとは、RSSやAtomなど、Web2.0を支える、メタデータの総称。
Feedを語り続け、Feed自体をメディアにしようとする小川浩さんの . . . 本文を読む
表参道駅 今週は、COACH
肉感のあるモデル
いつものブランド名
ergo デザインを強調した身体に馴染むバッグ
印刷技術が発展して
細密・拡大印刷が壁を覆うと
距離感が錯綜
視覚と触覚重なり始める。
モノも人もブランドで
交じり合う街舞台です。
ほら、溶け出したのは人
見詰め合わない人は影
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’イコン’というと、形象・記号という視覚的概念の領域で語られる。
’メタファー’というと、言語的概念操作の領域で語られる。
このイコンもメタファーもそれ自体、交換される情報の塊・論理の部品ではなく、
人間の抽象概念の理解を支える概念操作という、人間の行為・動きである。
ルドルフ・シュタイナー著 「色と形と音の瞑想」は、
そんな言語中心・論理・記号中心の近代が、
中世・近世から置き忘れてきた人の感 . . . 本文を読む
混んでいるだろうと覚悟して行った、東京ミッドタウン・ギャラリー。
六本木から入った吹き抜けショッピング街は、
あー、またかと思ったところ、
公園に抜けていて、空が広い。
ここは防衛庁跡、檜町公園と連続して再開発された
文字どおり、ミッドタウンなのだ。
通路も広く、座れるところも多く、ペットも公園を見ながらトリミング。
レストラン群でセレブな食事をしなくても、
仕事のおり、家族でおとずれて、ちょっと . . . 本文を読む