佃の盆踊は、念仏踊。
右足/右手を同じ方向に同時に出す踊りは、難しい。
気の流れに揺らぐ太鼓も、乗りがたい。
難波歩きも邦楽の気も、明治以後の国民体操・洋楽教育で忘れがち。
それでも馴染み/慣れて、気も漂いだして、
他界した家族・友、無縁仏の想いの中に、身体が入ってゆく。
平成最後の8月15日。
櫓には、次の世代が登ってる。 . . . 本文を読む
佃住吉神社の例祭が終わり、埋め込まれる前の大幟柱・抱が、堀に浮かぶ。
それぞれの柱・抱が、いつ造られたかは、僅かしか解らない。
「これは、佃大橋ができた時、、、」三部の柱をみて長老が想いだす。
樹は切られ製材され木材となり、育った歳だけ保つという。
しかし、春~秋に伐採された樹には、栄養分が残り、腐り易い。
水揚げが穏やかな冬に切られ、ゆっくり乾燥された材は、強い。
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