映画『ブリュレ』 -brulee-
公開前なので、裏読みだけしておけば、
少女が鏡を見つめながら大人になるような映画
自分を探し、想い、憧れ、
いろいろなコトに、自身の証を確かめて、
大人になってゆく物語
それは、少年の成長とは異なり、
親からの早い分離、
大人との関わり、
そして、自身の確認
社会に出てゆくにも、
母性を自覚するにも、
やはり自分の廻りを中心に
自己愛の完成形へと向かう。 . . . 本文を読む
エヴァンゲリオンのTV版をやっと観終わった後、庵野秀明氏が関わった
映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』と映画『式日』を観る。
『王立宇宙軍』は、ベルリンの壁が崩壊する’89の2年前の放映、
東西冷戦後に夢を持てる時代だった。
主人公は言う「俺はまだやるんだ!十分、立派に、元気に、やるんだ!」
戦後の混乱も高度成長・オイルショックをへて権力者・勝者たちが王室のようなピラミッド社会を築き、戦争を市 . . . 本文を読む
いつもの、渋谷駅東口 歩道橋を歩いて、
んんん
何かが違う?
いつも感じていた視線がない!
そうか、
台風に備えて、畳んであったんだ。
いつも、TVやゲームの広告が並んでいたんだけど、
いつもの東口には
街の眼差し シリーズ
どっちが、好きですか?
. . . 本文を読む
北のフードソムリエ
北の国からの おくりもの
非成熟/フレッシュタイプのモッツァレッラ・チーズは、
まず、トマトにのせるだけで、
爽やかに、うまー!
次は、アドバイスどおり「そのまま塩とレモン」
おいしいものは、早いうち!!! コクがでてきてイケテマス。
そして、三日目なので、サラダ、
フツーに、レタス,ニンジン、オニオン、ピーマン、
チーズは、裂くように手でちぎって、
ドレッシングは、酢と . . . 本文を読む
北のフードソムリエ
北海道は、本州にとっては新大陸
江戸時代の露西亜 防衛線から、
維新後の屯田兵、入植・・・
東北の飢餓の話は伝え聞くが、
厳冬の死の実体は知らない。
富良野のラベンダー、富田ファームに伺えば、
もう一年メディアに取り上げられなければ、
家族は凍死していたとのことです。
暖をとるのは、死から逃れること、
太平洋岸に育った私には、想像がつかない。
十勝のワインも渋い葡萄故の旨 . . . 本文を読む
北のフードソムリエの店長、北村さんに戴いた
ふふふ、賞味期限8日のモッツァレッラ チーズのパッケージがこの写真。
冷やしたトマトの上に載せるだけで、
「あぁ、生のチーズって、こんなにさっぱりしているんだ!」
と、クリームチーズばっかり食べている私には、さわやか。
実は、LisNETの長坂さんが誘ってくれた地域の情報発信に関するセミナーのゲスト・スピーカーの話の後に戴いたチーズなのです。
マーケ . . . 本文を読む
おー、お茶会!
好評で2度目の青少年の為のお茶会、
作法なんて、死語じゃない?
不思議と化粧が自然な人が多いのです。
(指導の年輩の方々ではなくて、
少女達が・・・ボコ!!!) . . . 本文を読む
NNN
これが、新世紀人?
(いやいや、また出た感じ)
今はエロ・カワイイとか、エロ・ガンスとか、
セレブらしさを求めて、キャンキャンなの・・・か?
(オジサン、視線がやらしくない?)
オトコの子たちは、どこへくりだすのだろう?
アキバ?
いや、それぞれの場所へひきこもる? . . . 本文を読む
写真は、実践女子高の旧校舎の解体現場
その巨大な破壊マシーンの爪が、
エヴァンゲリオンを連想して、
崩されてゆく校舎が、
アスカの弐号機と重なる。
オタクへの傾斜も、ここまでくると恐ろしい。
エヴァンは、それぞれの母と”アダム”の生んだ生命のようで、
マシンにシンクロして乗る子供たちが限界を超えるときは、
マシンの霊が動く。
零号機に乗るのは、母のクローンとしての綾波レイ、
生命の海、月の光 . . . 本文を読む
蒸気機関車が飾られる新橋西口駅前にも、
屋外ビジョンが2面、トラック広告も来る。
しかし、画面は、アカデミー賞懐かしのキネマであり、
2トントラックのローンの広告、
渋谷駅前スクランブル交差点前の
ミュージック・クリップや4tトラックのメディア・シーンとは違う。
汽車から電車へ、都会への移民から流民へ、
住み替え、通勤してきた日々も、いずれは終わる。
農業時代には希少としての高齢者が、
工業時代 . . . 本文を読む
エヴァンゲリオン TV放映版
劇場版では解らなかったエヴァンを、TV版で見直してみた。
これは、20世紀末の、少年の青春補完計画。
丁度19世紀末からの文学の多くが、
市民女性(工業化により家庭に篭るようになった女性)の覚醒だったように、
20世紀末のアニメによる、少年の大人への通過儀礼を仕掛けていた。
しかしそのつもりになって出る現代の大人社会は、
「バイオハザード」のように、戦後の餓鬼がゾンビ . . . 本文を読む
降りつづく夜の雪のように、
言葉は光に浮かび、舞いおりて、時と伴に消えてゆく。
しかし、発話する身体の衝動は、脳裏に焼きつき、
その熱さの記憶は薄れても、
「君のことは覚えているよ」
本番が始まると知らせを受けて観た舞台、吉祥寺シアターこけら落としの一つ、
ニブロールを組織する振付家、矢内原美邦の『3年2組』の印象です。
身体を言葉で表し、言葉を身体で表し、伝えているものは生命の衝動・共振。
. . . 本文を読む
チェコのアニメーション監督、ヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』を観る。
確かに「不思議の国のアリス」の人形などと少女によるアニメ化なのだけれど、
言葉と挿絵でつづられたルイス・キャロルの世界を超え、
連想するのは、ブニュエルの映画『アンダルシアの犬』。
モノ自体が現れてくる、生と死の混在の映像なのだ。
少女の実像による行動は、聖性と魔性の両面として現れる。
屋根裏部屋でのうたた寝は、東洋寓 . . . 本文を読む
いつも、気軽に使っている検索サイトグーグル、
日本でもマップとローカルが使えるようになった。
グーグル マップ
グーグル ローカル
日本語だと、ほぼ国内しか意識していないが、
グローバルなすべての情報から、検索している生活。
そこで、
ローカルなラーメン店までの場所別検索と、地図表示が可能になった。
これで、地域は連続的に世界とつながり、
その中で、一番いいコトを選べるということになる?
もちろん . . . 本文を読む