モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

都市の自殺を止めるために、『ソト暮らし できたらいいな アイデアソン』を

2019-06-09 05:35:44 | 暮らし・街・環境

6月8日、日本都市計画家協会のシンポジウム『未来の都市、都市計画の未来を構想しよう』に参加した感想

都市は、統治と市場が合わさった場。
都市計画は、統治と市場経済の計画。
都市計画を、土地利用や人為工作物だけで考えることの限界を実感した。

市場原則が統治より優位になり、生活利用より交換価値優先の、投機市場価値で空間が混沌するほどに、価値づけと移動と目的地検索のためのメディア・コミュニケーション・モニター画面のリアリティが高まり、ランドスケープ・ファサード・道路面・植栽などが目に入らなくなってくる。
現代は、都市計画より個人の暮らし方の追及の方が課題だと実感。 
一番説得力があったのは、R不動産の空き家のマッチング。
既存計画家は、米国ミシガン州フリント市の縮減計画を強調。
私は、所有者・管理者・利用者を分離できる土地所有・継承制度を。

そして、都市は見える動かないモノ:不動産ではなく、
身体を伴ったコミュニケーション・メディア装置、
リアル空間を超えたものだと考えている。

だから室内に自閉してゆくのは、都市の自殺。

『ソト暮らし できたらいいな アイデアソン』を立ち上げる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿