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団地の庭は駐車場、個人情報保護も個人の匿名化へ

2005-08-04 06:46:44 | 暮らし・街・環境
団地の庭
つくられた時には、
芝生や植栽があったのですが、
もう、すべて駐車場です。

車がないと暮らせない地方は、一人一台、
車内は、TVやゲームまで持ち込まれる私的な空間。
この中にいる限り、
他人とは顔を合わせないシェルターの中です。

これが、公道を走り、駐車場を埋め、
コンビニ、ロードサイド・ショップ、
そして巨大商業集積内へと、家族を直結します。

都会の雑踏・電車の中では、
他人の予測付かない動作に備え、
無関心を維持することにストレスがたまりますが、
地方は、そもそも人と人が接近しない、
車というプライベートなシェルターで、他人と隔離されます。

自治会・学校などのつながりも、
地つきの人たち以外は、通過客。
高齢化し、職場との関わりが切れ、
足腰が弱くなれば、引きこもりです。

そして、
個人情報保護法の面倒さに名簿を廃棄すれば、
互い声をかけ、気遣う手がかりを失います。
個人を尊重するはずの法が、、
個人を匿名化し、より身内だけの狭い社会へと、
孤立化を進めているのかもしれません。
身内では無言・無作法で甘えあい、他人とは一見客のように。
消費生活時代ですから、銀行・クレジットの機械は認証を求めますが、
行政・学校・自治会・・・・名簿や活動記録などは、
流出することを恐れ、廃棄されやすいのです。

「あなたのことは、覚えていないようにします。」
「あなたのことは、誰にも伝えないようにします。」
「だから、安心してください・・・」
 ???????

個人情報を管理するルールだけではなく、
個人の意思に反して情報を使う人を罰するルールづくりこそ、
必要ではないかと、思うのですが・・・
つまり、DM、電話営業、メールなど、拒絶できる仕組みづくりこそ、
必要です。

(だから、一度断わられたら、二度目は、注意して!)
(何の話じゃ *** )


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