佃住吉神社の例祭が終わり、埋め込まれる前の大幟柱・抱が、堀に浮かぶ。
それぞれの柱・抱が、いつ造られたかは、僅かしか解らない。
「これは、佃大橋ができた時、、、」三部の柱をみて長老が想いだす。
樹は切られ製材され木材となり、育った歳だけ保つという。
しかし、春~秋に伐採された樹には、栄養分が残り、腐り易い。
水揚げが穏やかな冬に切られ、ゆっくり乾燥された材は、強い。
三年間埋められ、祭にと、掘り出されて風と水に晒されて、また、埋められる。
一本一本に役割それぞれ位置向きも刻まれて、経緯もそれぞれ。
又、三年後、私たちはどう変わっているだろう。
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