モノと心の独り言

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佃堀の大幟柱

2018-08-17 04:10:19 | 空、ココロ模様

佃住吉神社の例祭が終わり、埋め込まれる前の大幟柱・抱が、堀に浮かぶ。

それぞれの柱・抱が、いつ造られたかは、僅かしか解らない。

「これは、佃大橋ができた時、、、」三部の柱をみて長老が想いだす。

 

樹は切られ製材され木材となり、育った歳だけ保つという。

しかし、春~秋に伐採された樹には、栄養分が残り、腐り易い。

水揚げが穏やかな冬に切られ、ゆっくり乾燥された材は、強い。

 

三年間埋められ、祭にと、掘り出されて風と水に晒されて、また、埋められる。

一本一本に役割それぞれ位置向きも刻まれて、経緯もそれぞれ。

又、三年後、私たちはどう変わっているだろう。


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