のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

スーパーボウル

2007-02-04 | 日記
 アメリカンフットボールの王者を決めるこの大会、去年はズーマニティーの人々が、この日に働きたくないとショーを休みにしたほどアメリカ人が夢中になるこの大会、アメリカ人がこの日をどう過ごすのか興味がありました。
 昨年はパーティ会場にわけあって入れず、その熱狂ぶりを見ることができませんでした。今年こそは、と今日のこの日を楽しみにしていたわけです。
 その楽しみをさらに倍増するかのように、昨日は珍しいお知らせが出ていました。『日曜日の“O”のチケットを一人につき2枚渡せますので取りに来てください。』“O”はいつも満席です。フリーチケットを頂けることはまずありません。ところが、フリーチケットが一人2枚も出るということは、みなスーパーボウルに夢中になってショーを観に来る人がいないということです。期待はさらに膨らみました。
 二人の友達がパーティーを企画していましたが、私はホームパーティに行くことにしました。ジョージとメグの家。自転車で一時間、と思って走っていたら3つぐらい先のバス停にバスがいるのを見つけ、追いかけて、初めてバスの前に自転車を載せてみました。バスに自転車が追い着くぐらいですから時間的にはあまり変わらないと思いますが、なんでも初めてのことをするのはドキドキして楽しいです。
 寝坊したので料理もつくれず、“開始”といわれていた2時には間に合わず、3時半頃着きました。ドアを開けると予想外に静か。ゲームはいろいろと前置きがあって3時に始まったそうです。そして、みんながテレビに張り付くようにいるのかと思ったらそうでもなく、外で話しているグループもありました。
 私はとりあえずゲームを観ることにしました。アメリカンフットボールのルールは一度学んだことがありますが、全くといっていいほどわかりませんでした。なんとなく観ているところに、以前KAで働いていた、そしてその前アメフトのアスレチックトレーナーをしていたまゆみさんが来て、ルールを教えていただきながらゲームを観ることが出来ました。
 ゲームの間のCMがとても凝っているという話も聞いていました。なにしろ視聴率が40%超えるという凄さなので、高い放送料を払い、この日のためだけにCMを作る会社もあるという力の入れようなのです。私は普段テレビをほとんど観ないので、比べることは出来ませんが、面白いCMはいくつかありました。
 パーティーに来て、見渡してわかったことは、この日はスーパーボウルを口実に、みんなで集まって食べて飲んで楽しく過ごそう、という日であった、ということです。もちろん、しっかり“ゲーム”を楽しむ人もいます。ゲームもCMもハーフタイムのプリンスのショーもビールもスナックも会話も好きなところを好きなだけ楽しめばいい日、らしいです。きっと集まる人によって雰囲気にかなりの差が出るのでしょうね。