のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

拍手

2007-02-21 | 日記
 理想は拍手が何もなく終わっていく。これは、もちろん自分が完璧にできたと思ったときに現れて欲しい現象で、何かが起きて拍手のタイミングを逃していると思えるようなときは申し訳なく思います。
 でも、自分の様子が自分でよく把握できていないときは、拍手というのはとても励みになるのだと改めて思いました。自分が素直にその拍手を受けとめられたというのも、何か気持の回復が出来てきたのかもしれません。そしてそういう時に励みになる感想を伝えてくれる人が現れるのです。そう、そうでした。
 闘いが尾を引いて、私はいろいろなことを感じにくくなっていたように思えます。友達からもお客様からもブログを読んでくださっている方からもたくさんのエネルギーを今まで通り頂いているのに、頭だけで分かっていて自分の中に入っていっていなかったように思えます。
 気付くということは第一歩。この一歩があって次の一歩もあります。

 今日出勤したときに、隣同士に立っているさくらの木を見ながら思ったことがありました。
「木の大きさも同じようで、日の当たり方にも違いが見られないこの二本のさくらは、開花にどうしてこんなに差が出てしまうのだろう。」
 一方は先週二輪の開花を見てから順調に花開き、木全体に花をつけました。もう一方はまだ数えられるくらいしか咲いていません。
 今日の結論は『与えられた同じ条件をどう受けとめて、どれだけ自分のものにできるか、その能力に差がある』。
 その時は木のことだと思っていましたが、それは自分のことだと今になって分かりました。そう、気付かせてくれる事も物も身の回りにたくさんあったのです。
 
 神経を新たに研ぎ澄まさせて再出発です。