のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ディスカバリー

2007-02-05 | 日記
 先日久しぶりにタクシーに乗って、「やはり車はいらないかな。」と思いました。そこへ、以前、私に車を持つことを強く勧めていた方から「ガソリン代も高くなったし、保険料もここは高いし、持たないほうがいいのでは。」と言われ、「やめた。」と決めたところでした。
 ところが土曜日、
「ノリコ、この話は前向きに聞いてね。使わない車が一台あるのだけど、その車はLAに一年間放りっぱなしになっていたのだけど、使わない?」
 とある方に突然言われ、2日後の今日から車を借りることになりました。
 その方と整備場に車を取りに行き、「鍵はこれ。」と渡されておしまいになりそうなところを、お願いして、運転に付き合っていただきました。何しろ去年の7月から運転はしていませんし、第一、今まで運転したことのある車とは全く違うタイプなので、横にわかる人が居ての練習が必要です。
 整備場横のドラッグストアの駐車場をとろとろと2周して、公道に出ました。小さな道を走り、元に戻りました。
「一度アパートまでここから行って、また戻って来ましょうか。」
 何車線もまたいでの左折をしないで行き着くように道を決め、アパートに向かいました。その途中、私のお気に入りの居酒屋の話が出て、アパートに行ってからそこへ行くことにし、居酒屋まで運転して、駐車して…何しろ大きな車なので大変です。
 食事をして整備場に戻る途中、
「暗い中の運転が大変だったら、今日は私が送って明日取りに来るようにしましょうか。」
 とも言ってくれました。そして整備場に戻ると
「大丈夫そう?」
 と窺ってから
「さて、これから私がすることは、ノリコが一人で運転する後ろをついて行って、アパートに無事たどり着くか見届けるから。アパートまで行ったら私は通り抜けていくからね。」
 無事にたどり着き、駐車場にも納まりました。その後、鍵が抜けない、ラジオの消し方がわからないなど、ちっちゃなことはありましたが、とりあえず帰ってきました。
 こんなに素敵な車を貸してくださった上に、長い時間付き合ってくださり、親切にしてくださり、本当にありがたいことです。
 運転ですっかり肩が凝りました。冷蔵庫が空っぽでスーパーに行かないといけないのはわかっていました。時間を見て、すぐに自転車を下ろし、買い物に行きました。まだまだ自転車のほうがほっとします。
 車自体もこれから発見があるでしょうし、ラスベガスという街もその近郊もこの車のお蔭でいろいろ新しい発見が出来ることと思います。楽しみが増えました。