のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

新年快楽

2007-02-17 | 日記
 ショーが終わって駐車場へ向かうと、パトカーがずらりと20台ぐらい並んでいました。パラダイス通りで発砲事件があったということと、これからの何かに備えてなのでしょうか。空にはヘリコプターが飛んでいました。
 駐車場から出たい車は渋滞していて、ずっと上のほうまで車が並んでいました。通りに出るとものすごい数の車。もっと驚いたことに、歩道からは人がはみ出していて、歩道まで渋滞状態。こんなに混んでいるラスベガスは初めてみました。それでも友人が言っていた通り「客層が違う…」らしく、いつも満席の“O”でさえ満席にならなかったそうです。
 私は自転車で帰れることを嬉しく思いました。ショーの後、友達と会おうとした場所が遠かったのですが、あえて自転車で仕事に行きました。それは正解。でも、それから家に帰って自動車に乗り換えて、ヒルトンホテルに行くことはどうなのか疑問になってきました。中心に向かう車はものすごい数ですし、メインどおりは渋滞していますし、何しろヒルトンホテルのあるパラダイス通りは発砲事件で閉鎖しているといいます。友人と電話で話して結局そこへ行くのはやめることにしました。
 ならば、と、もうひとつの誘い、中華料理を食べに行くことにしました。よく考えたら日にちが変わってチャイニーズニューイヤーでした。きっとこういうことになって良かったのでしょう。レストランにはショーの中国人を中心にたくさん人が集まっていました。

「新年快楽!」

 これだけ長く中国人と付き合っているのに覚えている中国語はほんの少し。これはそのうちのひとつです。『しんねんくわいら』という感じに言います。
 新年には水餃子を食べるということでしたが、ここではそれはなく、いつもの料理をいただきました。
 食事をしながら私がここに来られるようになった経緯を話し、だから遅くなったと言うと、
「ノリコは早いよ。何しろまだ駐車場にいるのが何人かいるんだから。」
 ビックリしました。
 その友達が到着して聞くと、一般客用の駐車場は従業員用の駐車場にまして混んでいて、出るのに約3時間、途中1時間は全く動かなかったそうで眠ってしまったそうです。私たちが長く楽しんでいたので、どうにか間に合って良かったと言っていました。

 今週は心と身体とバトンのコンディションに毎回大きな違いがあり、安心の少ない週でした。さあ、新年、来週は快楽となりますように!