日本へ明日帰国してしまう友人とレッドロックに行く予定なのに、起きるとどんより曇り空。でも、予定はそのまま決行することにしました。
天気は雨が降ったりやんだり、重い雲がありながら日が差したりと落ち着かない様子。強い風は横に吹き、時々車を揺らします。そんな中、大きく広がる空に虹が掛かっているのが見られました。ラスベガスで虹が見られるのは珍しいことです。
レッドロックの赤さは、いつもと違う赤。雨のレッドロックは初めてです。一番目のビューポイントに着くと丁度雨がやんでいるので、車を降りて、寒い風の吹く中、山を少しだけ下りました。そこには大きな岩がひとつ、舞台をつくるかのようにごろっと横たわっていて、写真を撮るのにいい場所があるのです。彼女にのってもらって写真を撮ると、すぐに山を上がり、車に乗り込みました。風が強く、寒い、寒い。
車をさらに先に走らせ、この公園の中で一番高い場所まで行くと、“天使の梯子”が見られました。太陽が厚い雲に隠れ、その雲の切れ間から真っ直ぐ下に光が漏れていて、地上に降り注いでいました。
雨のレッドロックには違う趣があり、思い切って出掛けて良かったです。
まだ時間があったので、近くのサボテン屋さんに。今年の年明けパーティをしたところです。明るい時間に行くのは初めてで、お店や庭にある置物が、あまりにもカラフルでびっくりしました。
お腹がすいたので、インド料理屋に。おいしいカレーを頂きながら、たくさん彼女と話をしました。彼女の生き方とお嬢さんの話を聞いていて、彼女は何もしていないと言っていましたが、親を見て子は育っていると思いました。今の時代、こういう風に、空を見上げ雲の移り変わりをゆっくり眺め、語り合いながら育てられているその子は幸せだな、と思いました。
アパートに戻り、留守電を聞くと、友達の懐かしく楽しそうな声が。メールを開けると、日本で解剖学を教えて頂いた先生からメールが届いていました。この先生には、モントリオールから一度メールをした後ご連絡をしていなかったので、ほぼ4年ぶりのことでびっくりしました。先生のご活動に感動。そして、モントリオールの友人メールを読み終えると、今日は“元気を頂く日”だな、と思いました。
夜は『マンマ・ミーア!』を観に行きました。友人がスーパーボウルのパーティに行っていたので、中に入るのが遅れてしまいました。遅れて入るのが申し訳ない、真ん真ん中のとても良い席。
席に着いて、はじめのうちは何を言っているのか分からず、このミュージカルはこのまま分からないで終わってしまうのかと心配していましたが、そのうちに耳が慣れてきました。
舞台はシンプルですが、場面ごとにうまく使われています。シンプルなだけに、役者さんたちの演技が際立つのでしょう。出演者一人一人から放たれるもの、それがぶつかり合わずに調和してこちらに届いてくるものがたくさんあります。そして、主人公の笑顔には本当に惹きつけられました。“元気を頂く日”はここでも証明されました。
歌は見事に歌いあげられ、色や光の使い方はきれいでした。最後は観客が総立ちでABBAの歌を楽しみました。
ショーを観てこれだけ手ごたえがあったのは久しぶりで、本当に嬉しく、楽しく、幸せな気持ちになりました。そして、「観終わった瞬間にまた観たくなる。」というのはこういうことなのか、と思いました。
“元気を頂く日”、素敵な一日でした。
天気は雨が降ったりやんだり、重い雲がありながら日が差したりと落ち着かない様子。強い風は横に吹き、時々車を揺らします。そんな中、大きく広がる空に虹が掛かっているのが見られました。ラスベガスで虹が見られるのは珍しいことです。
レッドロックの赤さは、いつもと違う赤。雨のレッドロックは初めてです。一番目のビューポイントに着くと丁度雨がやんでいるので、車を降りて、寒い風の吹く中、山を少しだけ下りました。そこには大きな岩がひとつ、舞台をつくるかのようにごろっと横たわっていて、写真を撮るのにいい場所があるのです。彼女にのってもらって写真を撮ると、すぐに山を上がり、車に乗り込みました。風が強く、寒い、寒い。
車をさらに先に走らせ、この公園の中で一番高い場所まで行くと、“天使の梯子”が見られました。太陽が厚い雲に隠れ、その雲の切れ間から真っ直ぐ下に光が漏れていて、地上に降り注いでいました。
雨のレッドロックには違う趣があり、思い切って出掛けて良かったです。
まだ時間があったので、近くのサボテン屋さんに。今年の年明けパーティをしたところです。明るい時間に行くのは初めてで、お店や庭にある置物が、あまりにもカラフルでびっくりしました。
お腹がすいたので、インド料理屋に。おいしいカレーを頂きながら、たくさん彼女と話をしました。彼女の生き方とお嬢さんの話を聞いていて、彼女は何もしていないと言っていましたが、親を見て子は育っていると思いました。今の時代、こういう風に、空を見上げ雲の移り変わりをゆっくり眺め、語り合いながら育てられているその子は幸せだな、と思いました。
アパートに戻り、留守電を聞くと、友達の懐かしく楽しそうな声が。メールを開けると、日本で解剖学を教えて頂いた先生からメールが届いていました。この先生には、モントリオールから一度メールをした後ご連絡をしていなかったので、ほぼ4年ぶりのことでびっくりしました。先生のご活動に感動。そして、モントリオールの友人メールを読み終えると、今日は“元気を頂く日”だな、と思いました。
夜は『マンマ・ミーア!』を観に行きました。友人がスーパーボウルのパーティに行っていたので、中に入るのが遅れてしまいました。遅れて入るのが申し訳ない、真ん真ん中のとても良い席。
席に着いて、はじめのうちは何を言っているのか分からず、このミュージカルはこのまま分からないで終わってしまうのかと心配していましたが、そのうちに耳が慣れてきました。
舞台はシンプルですが、場面ごとにうまく使われています。シンプルなだけに、役者さんたちの演技が際立つのでしょう。出演者一人一人から放たれるもの、それがぶつかり合わずに調和してこちらに届いてくるものがたくさんあります。そして、主人公の笑顔には本当に惹きつけられました。“元気を頂く日”はここでも証明されました。
歌は見事に歌いあげられ、色や光の使い方はきれいでした。最後は観客が総立ちでABBAの歌を楽しみました。
ショーを観てこれだけ手ごたえがあったのは久しぶりで、本当に嬉しく、楽しく、幸せな気持ちになりました。そして、「観終わった瞬間にまた観たくなる。」というのはこういうことなのか、と思いました。
“元気を頂く日”、素敵な一日でした。