のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

非常時用備品

2010-09-02 | KA
 熱風が窓から入ってきます。ここ数日、少し気温が低かったので、余計に暑く感じられるのだと思います。昨日に比べると、出勤前に水を飲む量が約五倍増。
 昨晩探検をした道を早速通って、MGMへ向かいました。坂道を二度登らないといけませんが、車も人も少ないので快適です。
 休暇に備えて、ロッカーを片付けているシェリー。「万が一の為。」と、ロッカーの中には非常時用備品が入っていて、これも出てきた、あれも出てきた、と見せてくれました。私も非常時を考えて、普段使わないものを持っています。だから、似たところがあると思いましたが、私の非常時は、ショーを行うに際して。予備のコンタクトレンズや、その日に持っていったもので足りなかった時の食糧など。自転車で帰れない時にバス代にする小銭は、少し分類が違うかもしれません。でも、彼女は懐中電灯まで持っていて、正に万が一の災害時用。彼女は、仕事場で普段はシャワーを浴びないので、石鹸やシャンプーもその内。小さなシャンプーを手にすると、万が一に備えて、仕事場に運んでいたようで、それらもたくさん出てきました。私はシャワーを毎日浴びて帰るので、それらは非常用備品としてロッカーを占領しているわけではありません。万が一の時は、私の物を使えばいいと言いました。ロッカーには、彼女が使わないお化粧落としなども何故かたくさん入っていると言って、それらをいつも使っている私にくれました。
 ゲイルと身体を動かしていると、フルートが届きました。修理を頼んだばかりのフルートです。以前、修理には最低五日間は掛かると聞いたことがありますが、あら、早いこと。
 一回目のショーは、ライトが明る過ぎた気がしました。二回目は気にならなくなりました。森のシーンが短いと、いつもより忙しく、慌ただしく舞台裏を走ることになります。でも、今日は昨日より元気で、身体の動きも良く、軽やかに走ることもできました。最後のシーン、エピローグで待機をしていると、乳母役のジーナが「シュクシュクポンポン、シュクポンポン。シュクシュクポンポン、シュクポンポン。」と口で奏でながら、リズムに乗って身体を動かしていました。彼女は本当に面白いです。
 チャリティショーの全体リハーサルは、午前1時まで行いました。あとは現地でということですが、まだまだ中途半端な感じです。どうなることやら。私の衣装は部分的に取り外しができるようになっています。ボディパーカッションをする時に、後ろの羽など邪魔にならないか、試してみました。その羽が可愛くて、みなさんに好評でした。