のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

休暇後のいろいろ

2010-09-15 | KA
 休暇でエネルギーを蓄えられたのか、チャリティショーで体力がついたのか、休暇前より身体が力強い気がします。もしくは、身体のリズムでなのでしょうか。
 一回目は、昨日のことが影響しているようで、少し気持ちが小さかった気がします。身体は元気なので、動けていたと思いますが、気持ちが小さい分、動きにも影響が出ていた気がします。気持ち良く踊り過ぎてもいけませんし、考え過ぎてもいけませんし、ほど良い加減で舞台に立つのは、難しいものです。
 湿度が低いのだと思います。フルートが滑ります。新しい衣装自体は大丈夫なのですが、それとスカートとの組み合わせが悪いのか、湿度が低いことが関係しているのか、スカートもグルグル回ってしまいます。手袋も痛んできて、ときどき悪い位置になるとフルートを投げる時に影響があります。二回目、それらのことが全て影響したのか、一番高くフルートを投げる時に大きく左に流れていきました。スカートはすぐに処置を考えられ、お願いできますが、手袋は、モントリオールから来るものですし、頂いても馴染むまでに時間が掛かります。あまりしつこく質問はしたくないのですが、今使える手袋が二つともだいぶ痛んでいるので、とても心配で伺ってみると、「九月って言っていたから、もう来るはずなのだけれどね…。」と。モントリオールは時がゆっくり流れているのを知っているので、私も何も言えませんが、一応メールをして急ぐように言って下さるとのことでした。
 ショーの最中、マリレンがトレーニングルームに居て、会うことができました。「久しぶりね。」と。毎日全体のミーティングがあるわけでもないので、全く会わずに一日を過ごしてしまう人もいます。休暇があったことはもちろんですが、昨日も話をしなかったので、随分長く会っていない感じがしました。
 休暇中、東海岸に行っていた人は三時間の時差があり、また、同じ時間帯の所に居ても、夜早めに寝るような生活時間で過ごしていた人は、夜の仕事をするには時差があり、二回目のショーの頃には眠くなるようです。私も、しばらくソノマ時間のままでいることを感じていたので、みなさんの言うことは良く分かります。数時間の時差は思いのほか厄介です。
 ショーの最後、お客様の近くまで行き、後ろを振り返ると、ミュージシャンが三名しか舞台に上がっておらず、淋しかったです。客席から、名前を呼んで下さった方がいらした気がしましたが、どこにいらっしゃるのか見付けられませんでした。空耳だったのかもしれません。
 最近、ショーの後にリハーサルということがしばしばあります。今晩は、アーチャーズデンのリハーサル。中国人アーティスト一人がまだ中国に残っていることと、一人妊娠をしたので、“デュオ”と呼ばれるところを出来る組が一組となってしまい、会社は急いで新しいアーティストを入れられるようにしたかったのだと思います。この場面、私はほとんど立っているだけなので、なんということはないのですが、“デュオ”をするアーティスト二人は、もうくたくたという感じでした。
 日中はまだ華氏で100度近く、摂氏ですと37度位あったようで暑かったのですが、夜の今は74度。摂氏で23度位で涼しいです。私は心地良く自転車を走らせましたが、外を歩くには、そろそろ薄手の上着が必要な季節なようです。
 『ロンドン橋落ちた』という歌は知っていますが、本当に落ちた橋があったことは知らず、無知の自分を恥じます。さらに、その橋を買い取り、アメリカに運んだ人がいたとは。今、アリゾナ州に掛かるその橋、1971年10月10日に開通式が行われたということですから、訪れるならその日と思い、カレンダーを見ると運よく仕事が休みの日曜日。ワクワクしてきました。