のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

マウントチャールストンとライオンキング

2010-10-10 | ラスベガス
 ラスベガスでの良い季節はほんの少しです。今日は本当に良い天気。ほど良い気温。出掛けなければもったいないです。確か去年の今頃、マウントチャールストンは黄金色になっていたと思い、山に行くことにしました。
 レストランがある場所に駐車をすると、KAのアーティスト達が居ました。ロッジかレストラン利用者以外、そこに駐車をしてはいけないことが判り、他を探して車を停め、トレイルを歩くことにしました。
 六年位前になるのでしょうか、リオネルに連れて来てもらい、登ったトレイルは、確かここから始まりました。さて、右に行ったか、左に行ったか。左を選び進みました。こんなところだったかしらと思いながら先に進みました。しばらくすると黄葉の林の中を抜ける道。まだ完全ではなく少し緑も残っています。これが紅葉でしたら、緑から赤まで色が変わっているのが一本の木に見られるような良い時季だったのではないでしょうか。
     
 ここの木は小さいなと思いながら歩いているうちに、やはりここが前に来たところではないかと思いました。あの時、山火事の後で、木々が無残な姿を見せていたのです。その後の年月で、木々がここまで回復したのではないでしょうか。
 トレイルは、小石が敷かれていて、所々は大きな石で階段となっていて、造るのが大変だっただろうと思いました。途中、進むのは右と判っても、左に行ける道があり、立ち止まると水の音がしました。様子を見に左に行ってみると、水がぽたぽたと垂れていました。雪解けの頃は滝になるのかしらと思いました。その先に大きな切り株が目玉のようにあり、それはトレイルの真ん中に飾るように置いてありました。こういう物を残しておくのが面白いです。
     
 だんだん登りがきつくなり、黄葉した林を抜けると、大きな針葉樹の林になりました。その頃、少し頭が痛い気がして、「ああ、ここは高地。」と思い出し、ゆっくり登るようにしました。それから、岩場になり、登り切ると、この山の頂上に着きました。やはり六年位前に来たところでした。家や車が小さく下に見え、おもちゃの様です。
               
リスが歩いています。
     
 しばらく心地良い風を受けながら辺りを見渡しました。ふと時間を見ると、三十分位歩いていたようでした。
 下山し始めると、花が咲いているのを見付けました。
     
 下っている間、頂上まであとどれくらいか五組程に尋ねられました。頂上はとても気持ち良いので、みなさん登り切れますように。
 トレイルの入り口に戻り、案内を見ると、ここは“Cathedral Rock Trail at a Glance”。1.4マイル、往復2時間、7600フィートから8600フィートまで登ると書いてありました。難易度は中のようですが、上の方はほんの少し大変かもしれません。また、マウントチャールストンは11918フィート、メートルに直すと3632メートル。富士山程の標高があるようです。私が今日行ったのは、マウントチャールストンの頂上ではありませんが、車を停めたところから、その山を振り返ると、高い所まで行ったものだと思いました。
     
 夜は、『ライオンキング』に行きました。初めて観た時ほどの感動はありませんでしたが、好きなショーです。ショー後に、友達と居酒屋に行きました。集まったのは、私も入れて四名。少人数はのんびりできて良かったです。そこで彼らは、「彼、きっと代役だよね。存在感が薄かった。」と。いろいろ考えさせられる発言でした。
 山から戻っても、パン種は膨らんでいませんでしたので、台所を使うと、暖かくなった場所にパン種を移動しました。『ライオンキング』から戻ると、二倍以上に膨らみました。一晩休憩です。