のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

学生さん340名

2010-10-21 | KA
 アパートの部屋の点検にいらした方、エアコンのフィルターを取り換えようとすると「あら、新しいのね。」と言って換えませんでした。エアコンは、ほぼ使わないので、フィルターは汚れていない様です。
 いつも三つ編みの女性ホームレス、今日も携帯電話で話していました。その姿を見る時、電話の先のお相手はどんな人なのか、いつもしばらく考えてしまいます。
 三百四十人の学生さん達とお会いして、お話する時間がありました。落としたことはないのか訊かれました。「残念だけれどあります。数えきれないほどあります。」
 いつもはみなさんが劇場を出て行くまで、お見送りをするのですが、今日は予定があるので、それが出来ませんでした。その分も舞台できちんとやりたいと思っていたのですが、緊張か、エクササイズの影響か、気持ち悪くなってきました。目が回り、練習を早く切り上げなくてはなりませんでした。
 学生さん達は、学校の研修旅行でいらしています。これが、一生に一度の海外旅行になるかもしれません。親御さん達は、頑張って彼らの為にお金を出してくれたのかもしれません。自分でこのためにアルバイトをした人も居るかもしれません。日本に帰り、「KAを見てきたよ。」と話してくれるといいな、と思いながら舞台に立ちました。たくさんの拍手を送って下さったのは、学生さん達でしょうか。彼らに付き添い、いらして下さった方々でしょうか。
 二回目は、気持ち悪さが無くなっていました。表面加工が剥がれ、そこがひらひらとしているのが、空中に上げた時に見えるフルート。それを使ってやりました。二本になるところから少し遅れましたが、元気に踊り切れました。
 ダンスの折原美樹先生からメールを頂きました。「今日は嬉しいお知らせです。私、この度the Bessie賞を受賞いたしました。ダンス界のアカデミー賞のような物。十月十八日が授賞式でした。」先生は、多分私より少し年上。ご活躍を改めて知ることができ、とても励みになりました。