先日、弥生美術館「松本かつぢ展」へ行ってまいりました。
その日は、かつぢ先生のお弟子さんで、悦郎先生とも親交のあった田村セツコさんのギャラリートークがありました。
悦郎先生の本『鈴木悦郎 詩と音楽の童画家』に
「生涯で3人の、師と呼べる人がいました。中原淳一先生、猪熊弦一郎先生、そして松本かつぢ先生」とあります。
20歳も年下だった悦郎先生は、かっちゃん先生、と呼びとても親しかったそうです。
田村セツコさんと、かつぢ先生のご長男、二森 騏さん、と三女の宇津原充地栄さんも交えてのトークは楽しく興味深いものでした。
そしてその作品の幅広さには大変驚かされました。
昭和初期からの少女漫画の元祖、また一方で叙情画家として残されたロマンチックな作品の美しさにはくぎ付けになりました。
これまで私が知っていたのはほんの一部だったのです。
悦郎先生、田村セツコさん、上田トシコさんの作品もあります。
弥生美術館、ぜひご覧いただきたいです。
(24日まで。併設の「竹久夢二美術館」そして「夢二カフェ港や」もオススメですよ)
弥生美術館「松本かつぢ展」


そしてこちらも素敵な展覧会がありますよ!
「田村セツコ Winter Rose」
南青山スペースユイさんで
12/18~12/26まで

セツコさんの新刊「おちゃめな老後」も人気!
元気が出ます(*^^*)v


木村ショウコ