11月3日(火)からの仁城義勝さんの木の器は、漆で仕上げてあります。
よく漆器は仕舞い込まないで使った方が良いと聞きますが、実際はどうでしょう。
8年くらい前に塗られた椀、ひとつは見本として飾っていた椀、もうひとつは自分が毎日使っている椀を比べてみました。
だいぶ違いますね。右側の色が濃く光沢が強い方が毎日使っている椀です。
ひとつの椀で色の濃い薄いがあるのは、木の弱い角度に漆を厚く塗っているからです。
やっぱり使った方が良いと思います。
しかし、ここまで育ってゆくんですね。
あらためて見比べると嬉しくなってきます。
皆様にも この喜びを知ってほしいです。