あなたとわたしのうつわ展 益子編 10日目
栗谷昌克さんの緑釉マグカップ
爽やかさと、温かみを兼ねる緑釉。
織部釉の方が、聞いたことあるってかたも多いかもしれませんね。
灰釉に酸化銅を加え、酸化焼成することで、鮮やかな緑の発色がでてきます。
濃淡による表情が見えやすいので、カップの形を工夫したり、面取りや鎬(しのぎ)を施すことで、1点ずつの違いもお楽しみいただけます。
着物の代表的な柄で、縁起物とされる矢絣(やがすり)をイメージした「くずれ矢絣」は、プラスのひと手間が掛けてあり、白泥焼き締めは、緋色と緑のコントラストも美しいです。
見込(うつわの内側)は、基本的に飲料の色味も楽しめるよう白く仕上げてありますが、口縁から流れ落ちる緑釉も魅力です。
マグカップ、カップ&ソーサー、デミタス、蓋付きマグ(投稿写真にはありません)、バリエーション豊富に展示しております。
ギャラリー&オンライン共に 7/31(日・16:00)までとなります。
暑い週末となりそうですが、冷たいお茶と共に お待ちしております。
栗谷昌克さんのオンライン展示
https://alpinoginka.thebase.in/categories/4524764/2
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147