どんぐりのお土産

モコもちゅんちゅんも玄関にお出迎え。
一匹づつ長い抱っこして、留守ごめんねをした。
家には夜の真っ暗けが猫たちに可哀想だから小さな灯りは切らずに出た。

ところが居間からどこもかしこも電気煌々？
犯人は一人しかいない。

テーブルにみかんの食べかすとＣＤの山。
もしやと洗濯機を見れば、汚れ作業着がつっこんである。

合気道着が消えている。

犯人は現在、合気道着をどこかで着用らしい。
夕飯が要るのだろう。
９時半頃か？
汚れ物を揉み洗いしてひどい汚れコースで回す。
朝までに干して乾かしてアイロンかけが必要。
ご飯をしかけて、在るもので実沢山なお汁を用意。後は顔を見てから作ろう。
つくづく研修中日にお泊まりで体力温存をしておいて良かったと思う。

モコたんはお土産どんぐりを追いかけて、家中をコロコロしている。
ちゅんちゅんは点けてもらった炬燵にもぐりこんで軽い鼾。
しみじみ、我が家だねぇ～買ったばかりのテレビを点けるのも忘れていた。

朝湯

お値段だけにレトロと言うか、古っ！という宿。それなりに田舎ぽくっていい。

夕食の湯主フォークバンドは、リクエストしようにも持ち曲が少なそうで、幾曲か聞くと飽きた。
『２２歳の別れ』と『悪女』をしてもらったから良しとしよう。
聞いてるの３人ってのも盛り上がらなかった。
平日、泊まり客は少ないみたい。
大丈夫？湯主さん。

泊まった一番の目的は温泉。特に朝湯。

昨夜は広い岩湯にひとり。
ちょっと猫かきで泳ぎました(^-^)/

朝は女湯、男湯が入れ替わり。
露天。源泉掛け流し効果か今朝は肌がすべすべしている感じ。

湯殿の底にあれ？どんぐり坊や。
湯の目隠しに植えられている大きな木はどんぐりだったのだ。

部屋に帰る廊下で蝶ネクタイ黒ベストの上品なおじぃちゃんに
『お湯は熱くなかったですか？』
と、声をかけられた。

拾ったどんぐりを見せて、
楽しいお風呂ありがとうって、ニッと笑いあった。
元湯主さんかな？

ここは従業員さんがアットホーム。
さて、朝ご飯～研修の続きへ出発～眠けとの戦いで～す～♪