かぁさんはキャットタワーではない（涙）

着替えを始めると決まって、
この爪で立っている私にハイジャンプしてくる。よじ登ってくる。

　　　　ねぇねぇ～遊んで

構わないけどね。
脱いで素肌のままとか、ひっかっかりやすいデリケートな服とか、
その爪で被害をこうむる。
あれ着ようかなこれ着ようかな、こっちの方が色合いがいいとか
着る服が決まらないこともあるでしょ？
モコのおかげで迷ってる暇がない。

猫の毛が黒い服を中心にもれなく付いているのはいたしかたないけど、
あれとこれとそれと
モコや～糸つれはまだしも穴空きはほんと困るのよね。

ちょこまかとモコはにぎにぎしいから、すっかり老ちゅんちゅんは嫌ってよせつけない。
寒くなってもくくっついてねんねしない。あそんでももらない。
　

あれだけちゅんちゅんに嫌われても唸られても、
隙あらばちょっかいを出しにいき、飛びのいて猫パンチをかわしている。
モコにとってかぁさんだけが猫パンチがかえらないおもちゃだね。
今まで飼った６匹の中で一番、モコが天衣無縫。


気がつけば夫亡き後、完全一人暮らしの冬は初めて。
８年間どっちかの子供が居た。
『お出かけも人に会うのも面倒くさい。』
と言ったら、「鬱傾向じゃない？」と人に言われたけれど、
息子に子離れを科しているから、ひょっとすると空きの巣症候群？
玄関を開けると迎えに出ているにゃんたちがいて「ただいま」が言え、
寒かったねと急いで灯りと暖房を付けてやる相手が居るって良いのかもしれない。

服の被害や小さなひっかききずくらい許そう。そうそう～家のガリガリ被害も物倒し被害もぜ～～んぶ許せる