陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ケアマネ研修も仕分けの対象

2009-11-25 07:44:48 | Weblog
大きな仕分けはニュースになるけれど、細かい事は気をつけないと見落としそう。
取りあえず自分に関係しそうな事にはアンテナを張っている。
いろいろ入っているケアマネのメールマガジンが便利。

役に立っているのかな?と疑問を感じる部分に
バッサバッサメスが入るとして、その結果はこの先どうなってゆくのか?

16日に
「介護支援専門員資質向上事業」が対象となったそうな。
この前私が受けた更新研修やら主任研修やら。
受けた当人たちが自分の資質が上がったとは決して思わない、やれやれ済んだという感は否めない研修内容。
大学の先生は理論で我らの仕事を斬り、現場の人の話はその現場だけの話のようで、
業務に帰ったら留守間の連絡メモの山が待っており、それとと格闘して過ぎ、
「具体的にどうよ?」と思う間もなく、もとの黙阿弥みたいな?
ムダと言えばムダ。

この度の研修で役だったと思えるのは
『物の見方・人の見方』の視点を良い所へ向けるということ。
ダメと無理ばかりに目がいく介護現場で、ここ良いわ~に目を向けると行き詰まり感が減る。

何もわざわざ研修で習うことでもないと言えばない。
その研修費は個人持ち。ウチは会社持ちだったけど自腹が増えつつある。儲からなない業種だもん。
研修を受けないと資格失効になることにH18から成った。
受けた証明を持って5年目に更新しないと資格失効。
資質が悪いんで苦肉の策?

予算カットされたら自己負担金が増える?
いっそなくなる?
主任ケアマネ有資格は3人以上の事業所では加算対象として大きな収益になると21年4月に決まったばかり。
またコロコロ変わるのかな?

介護支援専門員、通称ケアマネは介護保険と同時に出来た資格で認知度がものすごく低い。
まだ10年しか経っていない。ベテランさんもたった10年選手。
しかも制度はどんどん変わってゆく。
逆に10年選手がヤバい。今では通らない開設当初の癖が抜けない。

利用する人もなんだかよくお分かりでない。
取りあえず初回訪問で自分の仕事は何か?の説明から入るが、
途中でお忘れなので、繰り返し説明するが、トンチンカンのままでそのうち『まっいいか』と過ぎてゆく。

居宅介護支援事業所と言われる家で介護保険を利用する人の連絡調整と保険の請求業務が私の仕事。
施設入所されたら私の手を離れると言うと驚かれたりする。
同資格者が施設にも要ることになっている。
施設ケアマネの仕事は私にはよく分からない。研修はほとんど居宅の話に限定されているし。
施設の人と研修で同席すると向こうは向こうで「研修自体が必要ない」「わからない」と漏らされる。

直接介護にあたるでなし、介護の相談には乗るけど、
介護保険では使えない部分が多いし、出来ませんと言うことばかり。
しかも利用者が介護保険を利用されないと、実はいくら相談に乗っても1円にもならない仕組み。
この辺のご理解も…言い出しにくい。

介護保険導入と共に出来た仕事。
この際、『あんた仕分け』とばっさり介護支援専門員と言う仕事自体がゴミ箱にポイされたら、どうしよう?