陽だまりのねごと

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新米ボツイチさまへ

2009-11-27 07:28:11 | Weblog
件名 Re: Re: 区切りはいらない


>  体調が悪いから集中力がなく 何度も書類の記入ミス 戸籍謄本の面相くささが追い討ちをかけました。
> 今相続の書類の提出が漸く完了しました。

お疲れ様  私の場合
香典すら数えられず、貰った人のファイリングすら出来ず、
失礼が多々あったろうと今になって思います。
まともに事務処理が出来る方が不自然ですよ。

相続は車一台でもしないと車検が受けられなかったのと、
神戸で学生生活を送っていた息子に財産放棄印を貰わないと
貯金通帳が降ろせなかったです。
のんきな息子で実印登録だの証明書だのしてくれず、さすがアスペルガー^^;

9月に夫がいなくなって通帳からお金が降ろせるようになったのは11月。
それまでお香典で凌ぎました。
遺族年金が下りたのは2月から。
我が家にいくらあるのか?考える力もなく、
葬式3日目から不正出血がはじまり、貴女がお勤めだった某市民病院で
49日を待たずに子宮摘出。
体がシャキッとしないと学生二人抱えて生きてゆけないと思いこんでいました。
11月には手持ち現金の不安から店員パートに出て、
術後の体で立ち仕事。大丈夫か?と周りから心配されました。

よくよく冷静に考えたらそんなにあわてて働くほど我が家はひっ迫していなかった。
夫の死後、私はまともな判断ができる精神状態ではなかったと思います。

1ヶ月で相続完了。スゴイですよ。
よくがんばりましたね。

年末は家族が揃うたくさんの買い物をしている風景が今でも辛いです。

息子は大学卒業後、
自宅に帰りバイトをしてはクビになりを繰り返していました。
入れ違いに娘が都会へ就職して出ていきましたから、ずっと息子と二人暮らしでした。
夫亡き後の2年は娘との暮らしで、随分と心強かったです。
貴女が子供さんと一緒と聞いて、ホッとしています。

いろいろ障害ありの息子についても、一番分かる夫に相談ができなくなったワケで、
どこに話して分かって貰えるわけでもなし、
なんとなくあの頃の仲良しさんとは疎遠です。
家族ぐるみのおつきあい宴席は、好意で呼んでくださっていたけど
そこで飲んで騒いでいた夫の不在が大きく
ひとりぽっちが身にしみて逆に、ものすごく辛かったです。

そんなこんなで息子がらみで全身の毛が抜ける脱毛を患いました。
今は大丈夫。
ときどき、抜け毛にドキっとしているけど。

忘れてゆくのではなくて、生きているものは生きてゆくしかないんで
失意のどん底から自然に上向くような精神構造に人は成っているみたいです。

あわててしっかりしようと思われなくて大丈夫ですよ。
息子さん、娘さんにちょっとおんぶしてもいいんじゃない?

実母も夫を50代で亡しています。
実の娘が同じ立場になったショックであれから要介護状態です。
20代の私が母を支えていた時期がありましたよ。

大丈夫、貴女はもともと芯の強い人だもの。
今はよれよれで普通です。
一人分の身じまいは自然に身についてゆくみたいです。

女は強いとか、未亡人は強いとか言われると腹が立ちますが、
落ちたまんまでは子育てできない。
いつか立ちあがれるのは、子を産んで育てる性を持った女だからかもしれません。
男性より順応性が備わっているように思います。
力まず泣きたい時は泣いて、落ちたい時はとことん落ちて構わないんじゃない?

この5月に生後3週間の子猫を拾いました。
夫が知らない猫ですね。
夫の後長く生きた猫1匹は死に、もう1匹は14歳のご老体です。
時は流れました。
老々介護にもなれないわが身、先の心配はしない習慣になりました。
考えても、予定通りはないと夫が教えてくれましたから。

長いメールでごめんね。
話す人がないんでこうなってしまう^^;
お返事は良いですよ。
遠くにボツイチ先輩がなんとかやっている居るわと思って頂ければ。

また、いつかきっとお会いしましょうね。