陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

雨風も過ぎとりあえず茜雲

2010-10-03 22:37:06 | Weblog


雨が降ったり止んだりの一日の最後に天は見事な茜を見せてくれた。
夕焼けを見て、今日一日の無事に感謝するようなったのはいつからだろうか?
何にもない一日など詰まらないと思っていたのも、そう遠い前ではない気もする。

日中、見ていれば猫たち、ごろごろ寝てばかり。

 
モコはダイエットフードが効いている気配がない


ちゅんちゅんは今は口内炎が痛くない。痩せてはきたがよく食べる。


ちょっとの小止みに友と河川を歩いた。
雨に濡れた花々は瑞々しかった。

   

遠距離介護のために仕事を辞めてからの話を切り出したら、
8月初旬に、介護の必要がなくなったから、もう実家に帰らなくて良いと言う。
肺炎に脳梗塞併発あっという間に長い介護が終わってしまったそうだ。
もう嫌というくらい介護させてから逝って欲しかったと。
そんな事を聞いている私も、何もかも思いどうりに事が運ばずに今だろう。
母親の四十九日が済んで間がない計算になる。
音信不通の間に波乱万丈あって、いささか友はまだ平常心ではなかった。

明日は姑の初デイサービスだ。
友と別れて、準備について確認の電話を入れたら
「誰もそんな事を説明には来なかった。」と言う。
確か土曜日4時に説明訪問と私は聞いている。
記憶が相当なところについに来ているもよう。
上履きは用意してやった。後の準備をしてやろうとしたら
「自分で」と言ったから、手出しが出来なかった。
初回、手ぶらの可能性大。
その旨を明日は電話連絡からせねば。

もう数回で暗殺の竜馬などハラハラしながら観て、就寝時間が来た。
取りあえず無事に暮れた。
猫より他に最近明るい話題がないような?ハイ、おしまい

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真面目ウォーキング 

2010-10-03 09:18:20 | Weblog
ウォーキングをセオリーどうりに行うためには
それらしい環境が要るような気がしてスポーツ公園へ車移動した。
グランド外周に設けられたアンツーカーのウォーキング用の小路に右回りグルグル歩きの人が結構いる。
一周が660m。
今までの経験で3周もまわればくたびれる。

耳にイヤホーンだけはいつもと同じで、ちょろちょろ見ないで前を見て
肘は90度に振り、顎を引いて背筋を伸ばし、歩幅70センチ程度、つま先で蹴ってかかと着地でスタート。
リズミカルに繰り出せば、だんだん体が馴染んで、スピードが上がってくる。
自然と、前の人を追いぬく形になる。
おしゃべり2列横隊でゆっくり歩くおばさまに閉口する。
人の迷惑顧みず、自分たちの世界に入って、大声で話の内容丸聞こえにも頓着ない。
そうそうプールの水中ウォーキングでもこういうお邪魔な方々、居た居た。
なるべく私は群れたくない。いついつ単独となる由縁だ。
この方々を抜くにはふたりでいっぱいの横幅を避けて、小路を外れ草の上を行く。
靴が湿っぽくなった

正しいウォーキングは3周目も快調だった。
4周目辺りでゆとりを持って止めたというか、グルグルまわりに飽きた
頃合いを見計らって

  

にゃんこ登場。
この子の誘惑には勝てない。
おばさま2列横隊はここの常連さんらしい。
写メを構えている私の方を見て、

    「これよりデカイの居たよね?」
    「うんうん、チビも居た。今日はどこかしらん?」

なかなか良い情報を貰った。ここへ来る楽しみが増えた。
にゃんさまを近距離で撮ろうと近づくとコスモスの花群へ逃げ込んだ。

 

猫より上へ目線を動かすと、朝のコスモスもなかなか良いお顔をしていた。

 

ウォーキングより散歩がどうも性に合っているわ。

骨を強くするにはお陽さまに当ることも大事。
これからは日中歩いても心地よいかも?
休日だけ、このスポーツ公園に来ようかな?
3~4周はウォーキングで、後はちょろちょろりんのお散歩しに


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日の砦   黒井 千次

2010-10-03 05:03:45 | 
日の砦
黒井 千次
講談社


『高く手を振る日』を読んだ勢いで図書館で借りてきた。
定年を迎えた平凡な男の平凡な家族構成の平凡な日常生活の
どこがどうという事のない出来事に潜む不気味さ、心のざわつきを描いてある。

生活は経済困難と言うこともなく、家族に奇妙奇天烈な問題の人物も居らず
結婚して家を出た息子がおり、自宅から仕事へ通う娘が居り、専業主婦の妻が居り、
まことに仲睦まじい。
ちょっと母娘から距離を置かれている父親であるところも、
どこかにありそうな平和な家庭を思わせる。

ケータイ電話すら使えない定年迎えた主人公にわずかな時代のズレを感じる。
発行が2004年。
さらに遡ること季刊文科の16号から26号に書かれたものだから
2000年前後が舞台か?
たった10年で仕事や日常になくてはならないツールになってしまった。
一番最初の2つ折りにならない機種がバックの中で自宅へのボタンが押され、
妻娘の会話を盗み聞いてしまう話もあった。

ともあれ華々しいストーリー展開もない。
ちょっと隣町まで定年後に自分の住んでいた地域をじっくり時間のままに探索したり
家族旅行で温泉に出かけるくらいの行動力で
後は、ゴミ出しだの郵便局へ香典の現金書留持って行くだの
自宅から半径500メートルでの出来事。
だのに、なんだろう?
家の窓から垣間見る程度の付き合い方で描いてある家族外人々には、なにやら多少の事情あり気。
気にはなるが、強いてそれ以上は踏み込まない。
そんな日常の営みが丁寧に描いてあればあるほど惹きつけられる。
フィクションでありながら嘘がない気がする。
幸せってなんだっけ?などと、自分の日常を哲学しはじめる。
そして、なるほどと小説の題名に納得をした。

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