陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

目立たぬように はしゃがぬように

2009-11-05 20:44:51 | Weblog
河島英五(37才) / 時代おくれ


  目立たぬように はしゃがぬように~♪

このフレーズがひとり口をつくと言う。
『この前までAさんだったけど今度は私がターゲット』
自分がいじめのターゲットだとおっしゃる。
二人で施設見学に出かけた道々の公用車内での会話。

Aさんが私の前任からいじめられ、いつも事務所に居なかったと聞いている。
私に変わってからは、明るくなってずっと事務所に居るとか。
真意のほどは定かでないが、
採用されたばかりの私に散々、職場ルールとかしきたりとか
「ここでは年功が古いものが一番」だと箸の上げ下げまで注意したのがこの人。
確かに古い。
古いから新しい制度やPC操作について来れていない。
古いから記憶や物事の解釈に偏りや誤りがあるが、プライド高く絶対に自分が正しいと言い張る。
誰も面倒くさいから『ご無理ごもっとも』の暗黙の了解の中でいばらせている。
裸の王様。定年後の嘱託で体力の続く限り辞めないらしい。
私の前任は逆キレ反撃に出たのだろうと察する。

さて、「目立たぬように はしゃがぬように」の彼女。
確かに誰にも好かれていないと思う。自分から嫌われるような事ばかり言うのだ。
私も何度も彼女の言葉にムッとした。
人のミスを完膚なきまでに叩くのだ。ミスの犯人探しをする。
たとえば金庫にカギがささりっぱなしを見た時

 『誰?』

と言って、抜こうともせず金庫前を通り過ぎる。
犯人が金庫を閉めるべきと言う態度。
たった五人しかいない誰かの不注意。
みんな記憶が危ないおばさん集団なのだ。庇い合ってもいいだろう?
見たら黙って処置しておけばいい。
そのままで良いわけないから、
気がついた彼女に変わって私が飛んで行ってきちんと閉めてカギをしかるべきところへ仕舞った。

別にいじめていない。
良い歳してそれはないわ。
でも、自分が好かれてないのが分かるんだね。
自分のどこが嫌われているかには気がつかないけど。
人って自分を含めてそんなもんかも?

この人もまた寂しい人らしい。

不気味な虹だと言った人。私も仲良くしたい気にはならない。
実は、彼女の神経逆なで発言がある度に
空気の読めない息子の職場での人間関係に思いを馳せてしまうのだ。

残る2人がまた疲れる特徴を持つ。
主任は気分屋で悪口好きだから、その場に居ない人が悪口の血祭り。
みんな言われていると知って、表面は凪ぎっと。

なくて七癖。人それぞれ。
良い所もあれば悪いところもある。
「目立たぬように はしゃがぬように」の彼女は規則や仕事書類関係にまことに厳しい。
裸の王様は人に奢るのが好き。たてられていれば姉御肌。面倒な調整もやってくれる。
主任は最終的に部下の責任まで持つタイプ。細かいことを気にしない。

職場の付き合いは職場だけに止めておく。
職場の人間関係も給与のウチ。波風立てずになるべく楽チンな雰囲気で。
本来の仕事がいろいろシンドイんだから。

経験者が来年1月頃、採用になるとか?ケアマネ6人の事業所になる。
どこかの経験者を迎える方も結構、うっとうしいんだね。
最初の3カ月、ものすごい私へのバッシング。
お互いの適合へ苦しみだったか?となんだか分かる気がする。

だいたい、この歳になっても人付き合いのポイントは難しい。


つわぶき

2009-11-05 07:29:00 | Weblog
あれもこれも全部枯れた庭に地味め黄色。
本来、海辺の花らしい。
花のイメージとして中年女を想像する。

どんな人ともすらっと合わせる能力は高い。
それでいて同調しない。
自己主張していないようで、まるで人の言う事を聞いていない。
都合のよいことだけ耳朶をくすぐって、適当に選別する記憶機能でご機嫌さんでいる。

厚かましいとかデリカシーの欠片もないような言われ方をするけれど、
結構、耐えている。
誰も充てにならないんだから、自分がしっかりせねばと
『ずっしり』は保身が身につけさせた?

元女と、言われようと心のどこかに乙女チックを持っている。
悪あがきと言われようと女を捨ててはない。

海からの寒風に背を伸ばして咲いている。
肉厚のまあるい葉っぱが下支えしている。

けな気じゃないの?
誰も言わないので自分で言う^^;

さて、おばさん集団の職場に本日も出勤~♪

おひとり様の即席料理

2009-11-04 23:29:59 | Weblog
ひとりだと料理はパッパッパと出来て、片づけ要らずがベスト。
カブの間引き菜とさつまいもをどっさり貰った。
ものすごく簡単でお弁当のおかずにもした二品。
ひとりだとちょっぴり作ったつもりでも数回分あるのが玉にキズ。

☆ 同僚に教わったビニール袋で漬けるかぶの簡単つけもの

   ① かぶの葉っぱを洗ったら、いきなりビニール袋に入れる。

   ② 塩をひとつまみ入れ、ビニール袋の上から揉む。

   ③ 葉っぱはしんなりなったらクルクル巻いて口を結ぶ。

   ④ 一晩冷蔵庫で寝かせ、水を絞って刻む。

つけもの器も重しも要らない。汚れものはビニール袋だけ。
かぶ自体を薄くスライスしてゆずを入れておなじ要領で作っても美味しいそうだ。
次はそれを作ってみる予定。

☆ 妹に習ったフライパンで作る簡単大学芋もどき

   ① さつまいもは皮ごと8㎜程度にスライス。5㎜程度に拍子木切り。

   ② フライパンを熱して油を敷いて炒める。ごま油でもいい。

   ③ はちみつとしょう油をたらりと加え、馴染ませたら火を止める。

   ④ ゴマを振る。


後は買ってきた刺身にお惣菜で簡単夕食を済ませ、ぼぉ~としていたら息子が帰ってきた。
予告なしでまったく驚かせる。
腹減ったとわしわしジャンクフードを口に放り込んで、滞在5分で合気道の練習に飛んで行った。
練習から帰って食べるだろう夕食の用意にあわてて取り掛かった。
日頃食べないだろう野菜がメイン。
息子様にはちゃんとした食事を用意出来るのにどうしてこう自分のための料理は面倒くさいのか?
大学芋は息子の好物だから、明朝はちゃんとした大学芋を作って出勤しようかとも思う。
自分のために間違っても揚げ物はしない癖に、
ロクな物を食べていない心配から
大学芋はおやつで、ちゃんと昼ごはんまで作ってしまうんだろう。きっと。
骨の髄まで専業主婦の習い症が沁み込んでいるらしい。
本当は簡単レシピを息子に教えて、自立の助けにした方が良いに決まっているが、
家に帰った時くらい『何を食べよう?』から解放してやろうと、つまらぬ親心が先行する。

今夜の息子は落ち着いている。
お悩み相談もなさそう~ホッ



 

おでかけしちゃ イヤ

2009-11-03 08:43:21 | ねこ
最近のモコは私のお出かけ阻止をする。
今朝は着替えもさせない。
下からハイジャンプで私の体に飛びつく。しがみつく。
しかたがないから着替えの途中で抱っこ。
顔の横までくると耳をなめる鼻なめる。
なめるって犬じゃなかった?
そして、最後に噛みつく。
ちゅんちゅんに嫌われるワケだ。
あきらめて座り込むと腕に巻きついて猫キック
おかげさまで、かぁさんの手と背中は薄い引っ搔き傷だらけデス。もこたん

濃い朝焼けだった。そして寒い。
今朝は猫も人間もひとりぽっちはチトすぅ~すぅ~するね。
 

虹の架かる空模様

2009-11-02 22:40:27 | Weblog
今日は寒かった。
空は晴れの部分と雲厚い部分と複雑な様相で雨もぱらぱら落ちた。
氷雨と言っても良かったかもしれない。
車を走らせていると
大きな虹の端が見え、だんだんアーチの形がになり、さらに色濃くくっりり見えてきた。
しかも下にうっすら二重に架かっている。
ダブルの虹に出会うとはなんという幸運だろうとウキウキ。
職場の駐車場に着いて写メを撮ろうと見えそうな所へダッシュでしたら、もう消えて仕舞っていた。
虹は儚い。
事務所に入ったとたん虹自慢をした。

 『虹が出てましたよ。それもダブルレインボー。』

嬉しそうに話した直後、外から一人帰ってきた。

 『虹 見ました?』

 『見た、見た。気持ち悪い虹が立ってたね。不気味な空模様だったよね?』

虹に出会った高揚感がポシャった。
一緒に笑顔だった周りもしら~~っと暗くなった。
むかし、むかしに詠んだ稚歌を思い出した。

    泣いた後の
    こちょこちょかしかしらん?
    雨あがりに
    でっかい
    虹のアーチ
  
見え方は人それぞれらしいけれど、虹はいつも私をわくわくさせる。
おかしな天気だからこそ虹はかかるのだ
  

発達障害当事者研究  綾屋 紗月,熊谷 晋一郎

2009-11-02 07:10:15 | 
発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)
綾屋 紗月,熊谷 晋一郎
医学書院

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読みながらものすごいショックに見舞われた。
息子はここまで辛い一時一時を過ごしているのだろうか?
私にはスッスッスと自然に入ってくる刺激、自然な反応動作が
意識レベルから自分で正しく反応する動作を組み立てるまで意識して行われているらしい。
まとめあげ困難がフリーズやパニックを誘発するらしい。

同執筆者の熊谷晋一郎さんは脳性まひ。
昔の電動車いすは悪という時代に、意識して筋肉を動かすリハビリを受け続けた。
ついに自分が消えたくなる状態に陥った経験を持つ。
アスペルガーの困難さと自分の困難さとをすり合わせて共書になったという。
「おいてけぼり同士」という言葉が使ってある。
おなじ場面で電動車いすというビジュアルが人の助けを容易にしている事が
アスペルガーの人はパワーポイントを用意して30分くらいかけてプレゼンしないと分かってもらえない。
それをしても分かってもらえるかどうか不明と
学食の発見売り場のエピソードが書かれていた。

最後の最後に
『できるけれどもものすごく負担な事』を『できるけれど出来ません』と言う必要が説かれている。
2時間かけて自分でお風呂に入る要介護者を私は担当している。
どうしても人の手が借りたくないプライドが『無理だけど出来る』に固執させている。
高齢者はまだ周りから助けの手がでやすい。
若い息子の様な場合、周りから『怠けている』としか取ってもらえない。
そして当事者も困難さに打ち勝つ努力から、
ちょっと『お願い 助けて』が言えるようになると楽になれるとしみじみ思う。

息子は常に『勝つ』『普通以上に』を口に出す。力んで苦しんでいる。
脱力こそが解決の道ではないかと傍観者でしかない立場ではそう見える。

本書は『怠けていない』ことを知ってもらうために書かれたように思う。
シリーズ『ケアをひらく』の一冊で、
『ゆっくりていねいにつながりたい』のやさしいひらがなが題字の真ん中に入っている。

『つながる』
コミュニケーションとは双方性のあるのも。
不全とは多数派の傲慢が言わせている言葉のように思う。

まだレンタル中の『音符と昆布』が今もBGM状態で再生している。
息子の困難を分かち合えないまでも、知り得たいと切望する。
医者にきっぱり息子が言っていた。

 『母は本なんか読んで努力しているみたいですが、僕の事はまるで分かっていません。』




今日の日はさようなら  

2009-11-01 22:43:58 | Weblog
今日の日はさようなら


今日は2回もおなじ歌を聞いてしまった。歌ってしまった。
一か所は教会。
元歌のおねえさん森祐理さんのチャペルコンサート。
最後のアンコール曲で歌われた。
前の席の人がずっと泣いておられた。
やさしい問いかけに歌に溢れ出るほど辛いものを抱えておられるのかと、つい背中に目が向いた。

もう一か所は一品料理持ち寄りホームパーティ?もしくは家庭飲み会。
夕刻に三々五々20人近く?ほぼ夫婦単位でまばらにシングル。
むかしむかし、うっかりPTAコーラスのメンバーになったこともあり、
おしゃべりに飽きた頃にはみんなでハモれそうな童謡が出て
取りあえずお開きに誰ともなくコレ。

一時、こういう集まりが面倒くさくて大嫌いだった。
夫婦で楽しんできたメンバーの中で一人ぽっち感が強まるだけで正直辛かった時期もあった。
でも今は、近頃付き合いもないのに呼んで下さってありがとう、引き受けごくろうさま、と素直に思える。
深夜まで朝までがんばっていた頃は過ぎて、明日の仕事に差し支えない9時にはおしまい。
みんな角が取れたよね。体にガタがきたよね。
子供が幼稚園の頃から始まった付き合いが拡大していったメンバーだから
古い人とはもう20年以上の付き合いになる。
みんな、個々に抱えているものは今の方が大きいかもしれない。

明日からそれぞれの持ち場でしっかり生きて、また会う日まで~
この歌はみんなで歌うのがぴったりしっくりする。


休日の朝はわんぱくの後始末から

2009-11-01 08:53:50 | ねこ
起きがけにゲボを踏んだ。
向こうに緑の草の噛み切った塊が吐かれていた。
 ←犯人

モコが「遊んで遊んで」とちゅんちゅんを追いかけ、老ちゅんちゅんは「イヤダイヤダ」とコタツに逃げ込んだ。
勢い余ったモコはハイジャンプ。
コーヒーカップに体当たり。
今から私が飲むつもりで煎れたてなみなみのコーヒーがひっくり返った。
アッチッチ
コーヒー香りがあっちこっち。
コタツって布団の山で構成されているのだ。
ついでに、コーヒーが広範囲に深く深~~く沁み込んだ

急に天気が悪くなる予報。
後始末をモコはしない