陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

母と妹とさくら観

2010-04-05 06:01:13 | Weblog
日曜日の午後。
めずらしく春の陽気。めずらしく妹からおでかけのお誘いがきた。
母に桜がみせたいと言う。よろこんでOK。
母の歩行器が積める妹の車で迎えにまで来るという。

迎えの車の音がして玄関に出たら、足の悪い母がすでに玄関前。
飛んで出てきたモコとしばし遊んでから出発。



桜はどこも満開。人も満開
足場の悪いとこ、駐車場から歩くとこ、は母連れではダメ。
穴場はないか?山奥へ山奥へと移動した。
せっかくココはと思ったところは『さくら祭り』で
桜までは臨時駐車場から歩くしかない。母には無理。
さらに奥へ。○○渓谷。

もう山つつじが咲いていた。
母はすたすた歩行器で▽*岩へ歩いて行く。
川まで覗き込む。足場はかなり悪い。
だいたいが用心深い妹がわーわー危ないと騒ぐ。
母の好奇心には叶わないから、ふたりで両サイドから母をしっかりガード。

母のおでかけにはソフトクリームかパフェが付き物。
探すが山奥すぎて何にもない。
やっと見つけたしょぼい記念館周辺。店はその桜祭りの方に出店中で閉まっていた。
周りに桜のある芝生広場には家族連れが数組。
ボール遊びの子供たちの中に雪遊びのボートを引いてよちよちの子が混じっていた。
かわいいねぇ~と見つめていたら、目があった。
よちよち目の前までやってきた。1歳半くらい?


つばきの変種?も満開。母はよく歩く。
母の下では歩行器を椅子にして座る。どこでもベンチ。ひとりだけ楽チン
桜の木の下でひとり本を読んでいる中年の女性を見た。
お一人様が楽しむにはちょうどいい雰囲気。
私もひとり行動が多いから、ついお仲間に目がゆく。
酔っぱらいも焼き肉もないのどかなココは花見の穴場か?

桜を堪能して、帰路につこうといたら当初の目的が未決。
食べると言ったら食べる母なのだ。
そうそう近くに小さな喫茶店があった。
曲がりくねってUターンまでして辿りついたら定休日
オーナーとおぼしエプロンのふくよかな女性が出てきて頭を下げた。
妹の運転が気の毒になってきたが、進行方向に○×たまごランドを思い出した。
ハーブティとかシフォンケーキが確かあった。ソフトクリームもあるかもしれない。


母が食べやすいカップに入れて外のテーブルに運んでもらった。
めでたく、ソフトクリーム。向こうに山桜の咲く里山。
妹が『今年は桜を観る気になった』と言った。
去年はガン治療真っ最中。頭髪もなかった。
母が何度も
『来年の桜はないかもしれない。最後かもしれない。』
と言っていたが、
それだけの好奇心と本人だけが気付かない我が天下で、母が一番長いような?
それも困るけど。

ドライブは計3時間。帰りの母は寡黙。どこ走っても今の時期は桜満開が確かめられた。
送ってもらってモコを抱いて母を乗せた妹の車にバイバイした。
車窓の母はちゃんと起きてモコに手をふっていた。


ぬるい男と浮いてる女  平 安寿子

2010-04-04 06:42:23 | 
ぬるい男と浮いてる女
平 安寿子
文藝春秋

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ちょっと風変わりな、ちょっと周りに居そうな人の話を集めた短編集。
中年おばさんのあのトウシューズで踊るバレー教室通いとか
まったく趣味で儲けを度外視しているようにみえるお店(やっぱり短期間で閉まってる)の経営者とか
草食系男子とか
不思議ちゃんしかも中年女とか
よくぞ集めて下さいましたって感じ。

おもしろおかしく語られているけれど、
ぬる男くんも浮いてるちゃんも否定されていない。

  『どう生きたってどう転んでも自分の人生、文句ある?』

ございません
自分とまるで違う価値観で生きている人を批難的な目でついつい見るが、
自分だって大してその人と違ったご立派な人生を歩んでいるワケでもない。
すったもんだわるわ。
ため息つきつつ転びつつ、
転んでもまだ続きをやらなくてはいけないから、よっこらしょっと立ち上がり、
すたすた歩いてまた転ぶっと~♪

まぁまぁ~そう力まなくってもいいじゃないの
と、言ってくれているような、肩こりに効く一冊かも。

表紙に猫の絵がある。
猫一匹話には出てこないけど、これって、もしかして猫の目から見た人物図鑑?


使いにくくなたGOOメール

2010-04-04 06:10:27 | Weblog
3月31日にバージョンアップされて、
ものすごく使い勝手が悪い。
重たくて起動が遅い。
サクッと迷惑メールが削除出来ない。

ブログの方は
『開設から 2018 日』なんてことまで編集画面で分かるように
どんどん便利になってきたのに。
今回のメール機能だけは、そうとうガッカリ。
前より悪いバージョンアップって何





最後の桜

2010-04-03 14:39:13 | Weblog
亡夫は花見好きだった。
もっと
酒が好きだった。
それに、
ちょっと寂しがりだったかもしれない。
毎年、花見花見と騒いだ。

大腿骨へがんは転移していた。
寝ている家の窓から見える花に誘われ
娘とふたりで抱えるようにして来た。
ここへ。
酒も花見弁当も持って。
亡夫は幼い頃、ここまで友達時に来た思い出話などして機嫌がよかった。

散る花びらに
ちょうちょが仲間だと思ったか
寄ってきて一緒に舞っていた。

年々、花が乏しくなる気がする。
今年は蝶々もいない。
9年前と、陽のぬるみ具合は同じ。

盆より彼岸より命日より
私にとっては
偲ぶ日のよう。

桜日和。
桜吹雪を浴びに
やっぱりひとりで来た。

初出勤のみなさま

2010-04-02 00:45:22 | Weblog
今日は若いリクルートスーツの集団ぞろぞろに遭遇。
あぁ~桜咲く~♪
案内の旗はなかったけれど、社内案内みたいだった。
この大不況の就職戦線に『おめでとう』
こういうハレの場から遠い大量の若人の事をつい思ってしまった。
そして、今日から無職の息子。レオパレスで何を思っているだろうと、ついつい…

昨日は終業前に備品を取りに本部事務所ドアを開けようと思ったら、大拍手が聞こえてきた。
退職者を送るセレモニーの最中だったのだ。備品は遠慮してドアは開けなかった。

本日、末端のウチのところにも2名ばかり、新採用おばさんが入った。
5月定年者の補充と増員1名。
当分は計7名の所帯となった。
上から62.60.59.56.55.55.53歳。平均年齢が56.8歳。ちょっと下がった。
横幅も充分な人ばかり。いきなり狭い

62.60の二人が『ココノシキタリを教えるんで口出すな』と年功の短い我らに釘を刺した。
紹介順も年功序列がきちんと守られる。新人にココの序列をまず教えているらしい。
新参者に『自由にモノ言わさぬ』コレはここに入ったら通る儀式らしい。
こういう時は私たちは定年過ぎているとか、嘱託だとかこの二人は言わないんだなぁ~これが。
くだらんなぁ~と思いつつ、自分の仕事に専念する風で過ごしましたとさ。

おっとり目の経験7年主任ケアマネ資格持ちとひょうきんで気が早い経験2年の人。
ケアマネも転職率が高い。私もそうだけどあっちからこっちと渡る人が結構いる。
年齢的にも癖があって当たり前なんで、余計にここカラーに染めたいらしい。
新人さんはココノシキタリを教えている二人より
ココノシキタリは知らなくても仕事の方は上なんじゃないかと私は踏んだ。
ここでこんな形で威張る以外、このお二人さんは自分を保つ術がないのかもしれない。

私への洗礼は済んだ。来た早々にお気の毒と思いつつワタシは傍観者。
二人一緒の採用だから、一人でイビられているみたいだった私の最初よりマシかもしれない。
良くも悪くも女の職場

モコは獣医さん推奨のダイエットフード

2010-04-01 06:44:12 | Weblog
散歩の同行者がやっている2週間限定ダイエット。
ホームドクター推奨したという。
国立病院ダイエット
メニューをみて拙い私の栄養学知識でも「大丈夫?」と本能的危険信号が点滅した。
大真面目で国立病院でやっていると言う。
そして国立病院入院経験者が退院してからそのダイエットをして確かに痩せたという。
何か医学的な根拠ありげな話が職場で盛り上がった。
私はそれでも胡散臭い気がして、
メニューをコピーしてあげようというのを私は遠慮しておいた。
卵とグレープフルーツがやたら多い。
ご飯がダメでパンならOKよいうのもヘン。

ちょっとネット検索してもたら、どうも『国立病院』の名前が一人歩きして広まったらしい。
国立病院のどこかでやっているというものでもない。
デンマークの国立病院とかアメリカとか発祥地も定かでないみたい。
確かに羊の肉とか、ご飯なしは日本発ではないっぽい。
最新国立病院ダイエット 新国立病院ダイエット
なんて改訂版まで出てきている。

以前の職場ではおからクッキーダイエットをしている人がいた。
一食をおからクッキーに置き換えるというもの。
まだカロリーダウン目的が国立病院よりはっきりしている。
この国立病院ダイエットは摂取食品に偏りがある。
中年期の人が卵をいっぱい食べて、コレステロールとか大丈夫なんだろうか?

彼女が頼りにしているコレお勧めのホームドクターから
 喘息があるのに猫飼っているバカがいる
と私は言われたことがある。
当然、アレからこの医師に診てもらった事はない。
  フン、行くもんか!
  医者はオタク一軒だけではなんだから。
  巷に掃いて捨てるほどあるわ!
確かに150㎝70Kはダイエットが必要だと思うけど、
『国立病院ダイエット』の名だけで勧めるコノ医師って、大丈夫?

やっている彼女もブランド好き。
お持ちの財布にはでかいチャネルマークがくっ付いてる。
どこそこ大学出身、どこそこの名家のお方、なんとか長さま、
またはそこのご子息、奥さま…
のお話が大好き。
期間限定の桜並木散歩、しかも貴重なお昼休みに彼女の同伴ははっきり迷惑。
私の興味をひかない話ばっかり。

そうそう、この人のダイエットのきっかけは私が行っているカーブス
職場からすぐのところにある女性限定30分フィットネスだ。
やってきて始めの体力測定をした時に座って前屈がお腹がつかえて出来ず測定不能だったのだ。
「10キロやせたらカーブスに来る」と言っていた。
ほんとに人が持っているものは全部欲しいし、やりたい人。
自分ってものがない人。

ここに就職した時に、この人からココノシキタリを口やかましく言われた。
「上から言われた事だけする。なんでもかんでも自分の判断でしてはいけない。」

今日から職場には新人が2人やってくる。
またこの人、一番の古手が自慢だから、先輩面してココノシキタリをやるんだろう。
散歩のついでに
「お上からのお達しばかりで、何にも言わせない言えない職場だから発展がない。」
と言ってやったが、この人にはコタエてないだろうな?
1年前、この人のおかげで私は2キロ痩せました。
(その後戻って増加が止まらないけど…^^;)

お上さまを盲信するからこんなダイエットにハマるんだよね。


ダイエットの王道は食べ過ぎのセーブと運動しかないんじゃないと思うし
短期決戦は間違いなく体にダメージがあるに違いない。
若い世代がちょっとだけの流行りダイエットに手をだすのも
先でコワイことになるんじゃないかと不安に思っている。
私自身、骨粗鬆症と診断されてから食べ物には特に敏感になった。

   30品目並べて今日も食べ過ぎた

あちゃ