里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

夏休み

2007年08月05日 | 日々のつぶやき
朝から蝉がうるさいくらいないているのを聞くと、あぁ夏休みだなぁと思います。
今は子供たちが皆大きくなって、直接我が家の夏休みと言うのはなくなりましたが、子供たちが小さかった頃は一週間くらい田舎の実家へ遊びに行きました。

私たちが母の家に遊びに行っているのが分かると、母の家から車で10分くらいの所にいる私の妹が、「うちの子供たちが姉ちゃんとこの○○ちゃんたちと遊びたがっているので連れて行くわ」と言って、2人の子供を預けに来た。

妹夫婦は勤めているので、子供を私たちが母の家に滞在している間ずっと預けっぱなしにする。

妹は二人の子供を生んで、それぞれ産休が終わると、子供の着替えやミルクを持って母に朝預けに来て、夕方母に子供をお風呂に入れて貰って、勤めを終えて子供を引き取りに来て、あとは連れて帰って、寝かすだけ、そして又翌朝母に預けに来ると言う、全く母を頼りきりで勤めていた。(今も勤めている)

私たちが母の家に滞在している期間中はずっと妹の2人の子供も母の家に泊まっている。朝起きると妹の子供が私に「おばちゃん、今日の10時のおやつ何? お昼ごはん何?」と聞く。お昼が終わると「3時のおやつ何? 晩御飯は何?」と聞いてくる。

毎日こんな質問を受けるので、子供と言えども私は毎日ウンザリしていた。私は内心保育園や幼稚園の保母さんでもないし、学童保育の職員でもないわと腹立たしかった。

いったい妹の子供たちは家で何を食べさせて貰っているのだろうかと疑問に思った。あまりにもうっとうしかったので、ある日の夕食にオムレツを作った時、我が家ではオムレツの上にケチャップで、3人の子供の分にはそれぞれ天才、秀才、美人と書くのですが、この時は5人の子供の分に、アホ、バカ、ブス、マヌケ、ヒョットコと書いた。

母は「こんなことしたらあかん」と言いましたが、私は「かまへんかまへん、遊びや遊び」と言って、押し通した。子供も気にしていなくて「お前アホやって」等と言って笑いあっていた。

母の家に滞在中に妹夫婦も勤務を終えて夕食を食べに来た日もありました。大勢が一度にテーブルに着くには狭くなったので、母と私はあとから食べることにして、妹夫婦と5人の子供たちに先に食べてもらった。

私の娘が「お母さんの食べる分ないよ」と小さい声で言いに来た。本当に妹たちは何も作らずに食べにだけ来て、遠慮もなく、殆ど食べた。母と私は残っている分と冷蔵庫に入っている残り物を足して食べる羽目になった。

妹夫婦は、自分たちが食べ終わると、「明日も仕事に行かねばならないし、今から帰って、お風呂に入り、それから洗濯もしておかないと」と言って、さっさと何もせず、又自分たちの子供も置きっぱなしで帰っていった。

せめて子供のおやつの差し入れくらい買って来てくれてもよいのにと、私は勝手気ままな妹に又々腹が立って来た。

こんな苦い夏休みも何回か経験しました。その妹の子供も今は結婚して、それぞれ母になっています。