里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

思わぬお手紙

2016年03月20日 | 日々のつぶやき
一昨日、思わねお手紙を頂きました。

主人が入院していた病院の5階東病棟の看護師さんから届いたお手紙に感謝の気持ちで、また新たな涙が溢れました。


拝啓

 ひと雨ごとに寒さもゆるみ、日差しが春のおとずれを告げる頃となりました。

ご家族の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。K様が神様のもとへ旅立たれ、9ケ月になりますが、ご家族の皆様の悲しみが癒えるには、まだ時が必要かもしれませんね。

ご家族の皆様の献身的な愛に包まれ、K様は安らかに旅立つ事が出来たと思います。短い間でしたが、K様を看護させていただき、K様の大切な人生の終末を共に過ごさせていただいたことは、私どもにとっても大切な思い出となっております。

体調を崩しやすい時期ですので、どうぞ、お体ご自愛くださいますよう、心よりお祈り申し上げます。

                                             敬具

(普通の便箋に、手書きで書いて下さっていたお手紙でした)

                ありがとうございました。

 

年かなぁ

2016年03月19日 | 日々のつぶやき
最近、新しいことを覚えるのが、段々苦手になって来たように感じます。

若い頃は、新しいものに挑戦するのに興味津々だったのですが、近ごろは、説明書を読むのもメンドクサイという気が先に出て、ついつい子供に聴いてしまいます。

今、仕事で福島にいる二男が、先日予告なく、「本社まで来たので、今から家に行くけど、お母さん、今日は、ずっと家にいるか?」と電話して、家に帰って来ました。

取り急ぎ、お昼ご飯を用意して、食べさせた後、又、「このまま福島へ帰るから」と、あわただしく帰って行きました。

その時、「お母さん、未だ、ガラケイの携帯使ってんのか、僕が、新しい携帯買ったげるは」と言いました。

「いいよ、ガラケイでも、電話とメールは十分できるし、新しいのは、また使い方覚えるのは大変だから」と言うと

「パソコンを使う人間だったら、すぐ使えるから」と・・・

そして、今月の初めごろに、福島からわざわざ今風の携帯電話を送ってくれました。

       


娘に教えて貰いながら(それは、さっき言ったやろ、思い出しとか、自分で説明書を読んだらいいやん)などと怒られながら、何とか使えるようになりました。

贈ってくれた二男も、毎日のように、お昼休みに電話や、メールをしてきて、私が充分使えるようになったかどうかを確かめるような気配があります。

でもまぁ、どの子も私に気を使ってくれますので、感謝しなければと思っています。

そして、亡くなった主人には、「ゴメンね、私ばかり子供に色々して貰って、お父さんは、淋しい思いしているのと違う?」と、心の中で詫びています。





折々のことば

2016年03月18日 | 日々のつぶやき
今日の新聞の折々のことばから

 「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。

「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。

                              松岡 正剛

 
 幼いころ作った小さな鉱石ラジオがキャッチしたのはNHKの気象概況。

「稚内では風力3、気圧1057ミリバール」。   

雑音のあいだから微(かす)かに聞こえた。

この「おぼつかなさ」が、思わぬ過剰な反応を自分から引き出したと編集者は言う。

消え入りそうなほどに微弱な音は微細な感受性をくすぐり目覚めさせる。

                           「フラジャイル」から。

早咲きの桜

2016年03月14日 | 日々のつぶやき
友達のブログで、昨日京都の賀茂大橋のそばの鴨川沿いに咲く、早咲きの桜を撮影された方が、アップされていました。

その中の一枚を使わせて頂きました。

       


空の青と、桜のピンクがとても綺麗に写っています。

伊保桜(いぼざくら)と呼ばれている桜だそうです。


さくらさくら変奏曲 sakura sakura (playing Koto) Sakura Variation


長男のサービス精神

2016年03月13日 | 日々のつぶやき
長男が、あちこち出掛けた時に、いつもお土産を買って来てくれます。

仕事上、京都市内のあちこちに出かける事が多く、その都度おいしそうなお菓子を見つけると買って来てくれます。

いつも甘いお菓子です。

これは、本人が食べたいから買って来てくれるのです。

ちょっと甘い物の食べ過ぎかと、私は気になっていて、時々息子に注意はするのですが、一向に効き目はないようです。

       


お酒もたばこもたしなまないから、まぁ、甘いお菓子くらいは仕方がないかなと思うのですが、それにしても小さいお菓子くらいはいいと思いますが、ボリュームのあるケーキ類のようなお菓子は、たまにはいいでしょうが、ちょっとどうかなと、私は気になっているのですが…

普段のおやつとしてのお菓子は、あまり甘さのきつくないお菓子や、甘いとしてもチョコレートの小さいのを買っておく程度なのですが、それが、やはり物足りないか、不満があるのでしょうか?

不満なのか、あるいは気前がいいのか、解りませんが、よくボリュームのあるスイーツを買ってきます。

息子が買ってくるスイーツは、折角家族サービスのつもりで買って来てくれているようですので、あまりきつくは言えなくて、悩むところです。

本来は、感謝しなければならないのですが、少々悩むところでもあります。

甘さとボリュームに挑戦の勇気がいります。

でも、感謝!・感謝!です。ありがとう。


折々のことば

2016年03月12日 | 日々のつぶやき
今日の新聞・折々のことばから

初めはしんみり、中はおかしく、終(しま)いは尊く

                   言い習わし


 説教をするときはいつもこれを心がけていると、宗教学者でもある釈徹宗(しゃくてっしゅう)さんは言う。

誰かに思いをしっかり伝えたければ、まずは心を落ちつかせ、次に心をたっぷりもみほぐして柔らかくし、そうして道を空けてから奥の方まで入ってゆく・・・。

幼児を諭すときも学校の授業でも、こういう工夫が大事なのだらう。

ひょっとしたらもがく自分に何かを言い聞かせるときも?





雑感

2016年03月11日 | 日々のつぶやき
今日は、何を書こうかなと朝から考えていましたが、昨日と、その前と2日間ブログを書きませんでしたので、今日は書こうと思って朝から、あれ書こうか、この記事を書こうかと迷うばかりで、気持ちがなかなか決まりません。

昨日と、一昨日は、娘が仕事が丁度休みでしたので、一緒に買い物に行ったり、食事に行ったりしました。

食事の写真も撮りましたが 良く考えたら、今日は3月11日で、関東大震災が起きた日で、もう5年経ったんですね。

こんな日に、娘とあちこち食べに行った記事など載せるべきでないと判断し、止めました。

午前中、携帯電話に、今までに聞いたことがない、私が設定した音でない着信音が入り、何だろうと見て見ると、京都市からの災害避難訓練のようなメールでした。

夕方家族の者が、帰って来た時、それぞれがこのメールを受信したことを言いました。

後で考えたら、今日は、3月11日で、関東大震災が起きて丁度5年目の日だったのですね。

5年前のこの日、私は、教室で、パソコンの授業中でした。

何気なく教室の時計を見て、3時少し前でした。

3時に終わる授業でしたので、もうすぐ終わりだなと思った瞬間、ふっと目まいがしたというか、何かに引っ張られるような気がして、思わず隣の人の椅子にしがみついた記憶があります。

3時に授業を終わって帰るとき、他の教室で、別の授業を受けていた友達と一緒に帰りました。

その友達が受けていた教室にはテレビがあって、その友達は、テレビで、東北で、大きな地震があったと解ったそうで、帰る道中、その地震の話ばかりしてくれました。

家に帰り着いて、テレビをつけると、まぁ、すごい様子が目に飛び込んで来ました。

                

この地震にあわれた方々は、今でも心の中のキズは消えていない事でしょう。

未だまだ完全に復興はしていないようですね。  

                    

早く、震災に合われた方すべてが、一日も早く、元通りの生活が出来るようになって欲しいと願います。

折々のことば

2016年03月07日 | 日々のつぶやき
今日の新聞・折々の言葉から


自分の力と言うものは、それを与える人がいてはじめて存在できるのだなと思った。

                            
                                 金子郁容(いくよう)



 宿泊先を記したメモを失い、米国の空港で右往左往している人を日本から電話で助けた研究者は、自分の方が力をもらった気がした。

             


自らを「問題の一部」と感じ、それを自分から切り離さないことで「窓が開かれた」と。

あえて自分をパルネラブル(傷つきやすい)な状態に置くというボランティアの本質がここに現れ出ている。

                            ネットワーク論者の「ボランティア」から。