気の向くままに

終着はいつ、どこでもいい 気の向くままに書き記す

新「洗濯表示」

2014-11-14 08:14:45 | 日記

 左上が「ドライクリーニング可」、右上が「酸素系漂白可」、左下が「日陰でつり干し」、右下が「乾燥機可(高温)――。新「洗濯表示」は早ければ2016年末ごろ(17年春夏物)から順次登場し、一定の併用期間を経た後、全面的に刷新される見通し。

 以上が新「洗濯表示」の読み方のルールである。新表示はISOの規格と同じで世界で通用するので、一度覚えておけば必ず役に立つ。やがて学校の教科書にも掲載され、生活に必要な基礎知識として子どもたちも授業で勉強することになるそうだ。
 新表示の導入まであと約2年。洗濯する際に戸惑わないよう、今から読み方の攻略法を頭に入れておくと便利かもしれない。

(2014/11/14 6:30 YOMIURI記事から抜粋)


次の米大統領「ヒラリー氏」56%  2014/11/12 6:00 日経電子版

2014-11-12 16:07:08 | 日記

 予報どおり午後は雨となった。午前は砂丘地農業試験場~コンビニで所要を済ませてからサクシードの車内整理に費やした。ニュースに目をとおしてから大相撲九州場所のテレビ観戦といこう。

 産経ニュースに「人生なんていつ終わるか分からない」から、橋下大阪市長は衆院選に鞍替え?との記事見出しがあった。

 「公明党にやられたままで人生を終わらせることはできない。やられたらやり返さないと納得できない」。衆院解散・総選挙が早期に行われた場合の出馬に含みを残した維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は12日、記者団の取材に対して、“橋下節”を展開した。

 出馬検討の理由を問われた橋下氏は「都構想を実現させ、公明にやり返す」と即答。「人生なんていつ終わるか分からない。明日、明後日死ぬかもしれないのだから、やれるときにやらないと」と強調した。

 しかし、実際に出馬するとなると、大阪市政を投げ出すのかという批判が出るのは必至の情勢で、公明への牽制との見方も根強い。・・・記事要約

 

 

電子版の読者の皆さんに2016年の次期大統領選を予測してもらった結果のグラフ

 

 大統領選まで約2年。大統領レースは長く、曲折も予想されます。過去の大統領選では本命とみられた候補が脱落するケースも少なくありません。米国政治の専門家でも「2年前に大統領選の結果を予想するのは難しい」と言います。

 ブッシュ氏を選んだ66歳の男性は「米国民は民主党に飽きている。人は長く続く同じ状況に飽きる生き物だ」と指摘しました。11月4日の中間選挙は民主の大敗で、大統領選でも共和が勢いを維持するとの見方です。

 米国では人気のないオバマ大統領ですが、日本での評価はどうでしょうか。電子版読者の皆さんの支持率は31.7%で、4割前後の米国での支持率よりも低かったです。

 不支持層には「優柔不断で決断ができない」(50歳、男性)、「失望した」(41歳、女性)との不満が際立ちました。支持層には「医療制度改革やイラクからの撤兵は支持する」(66歳、男性)との意見がありました。

 中間選挙の民主党大敗で、日米関係にどんな影響が出るのでしょうか。「変わらない」が64.5%で最も多く、47歳の男性は「日本国民の対米感情は変わらない」との見方を示しました。

 「良くなる」(24.4%)を選んだ56歳の男性は「強い米国を目指す共和党にとって日本との関係強化は必要不可欠だ」と主張。「悪くなる」(11.1%)とした50歳の男性は「落としどころを探る対話窓口が定まらず、決まらない、決めれない政治が続く」とみています。

 安倍内閣の支持率は67.8%で、前回の65.9%と比べて1.9ポイント上がりました。

 安倍晋三首相が年内に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が強まっています。解散観測の高まりが支持率にどんな影響を与えるのか。高い支持率を保ち、解散に打って出れるのか。次回の支持率に注目したいと思います。


[老い」について考える

2014-11-11 14:25:19 | 日記


 「老いること」を自分流に解釈すれば、「過去の自分」にくらべて、視力、聴力、咀嚼力、体力、精神力、記憶力、集中力などが低下していくこと、容姿容貌の変化、発病のリスクが高くなることなどを意味する。

 「老い衰えゆくこと」とは、文字通り「老い」が進んで、持っていた能力が著しく衰退してゆくことであろう。

 緩やかに衰えてゆくことを目指してワクワクする機会を持ったり、運動したり、健康診断を受けて早期に対応したりして、老いと上手に付き合っていくことが大切なこととなろう。

 
 つまり、「老いる」とは、自己の様々な能力の衰退・喪失の変化を、自尊心を持って受け容れるプロセスということだろうか。

 

 

 


今日の釣果

2014-11-10 18:35:24 | 日記

 

ヒラメ 1  フクラギ 3  アイナメ(40cm) 1   キジハタ 9  メバル 5  中アジ 1  小アジ 1   

 

 沖は波荒く、釣りせずに引き返して、沿岸で竿を下ろしたら上記の釣果であった。

 釣りした時間は7時30分から11時を勘案すれば、上出来だと満足した。姫路の兄貴も満足したようだった。今年最後の釣りとしよう。

 


健康づくりのための睡眠指針2014

2014-11-08 15:12:30 | 日記

 

 

健康づくりのための睡眠指針2014


平成26 年3 月
厚生労働省健康局

 

目 次

健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12 箇条~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
睡眠12 箇条の解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
(1)指針改定の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
(2)指針の科学的根拠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
(3)睡眠障害について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
(4)文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000042751.pdf

 

~睡眠12 箇条~
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

 

私の三箇条

一、 適度な運動

二、 就寝前に腹を満たしておくこと

三、 眠気を感じたら即眠ること


中国大船団は海軍の先兵 第2列島線の攪乱が狙い

2014-11-07 11:51:02 | 日記

 小笠原、伊豆諸島周辺海域に現れた大量の中国漁船の狙いは「日本の領土領海への揺さぶり」(元海上自衛隊海将補)であり、日本政府は警戒監視を強化すべきだ。同時に、政府・与党は、荒天を理由に日本の港などへの避難を認めた片務的な日中漁業協定の見直しに着手する必要がある。

 中国漁民が協定を盾に堂々と上陸し、島民の安全や領土保全への懸念が現実化する中、「日本と協力して解決を望む」(5日夜のニュース)という中国外務省のコメントを垂れ流すNHKの脳天気な報道ぶりにはあきれるばかりだが、問題をサンゴの密漁事件に矮小(わいしょう)化してはならない。

 大量の漁船団は、小笠原諸島から、サイパン、グアムを結ぶ第2列島線を攪乱(かくらん)し、米軍の接近阻止・領域拒否に道筋をつけることを狙った中国海軍の先兵とみて警戒を強めるべきだ。

 領土や領海をめぐり、大量の偽装漁船を使って対象国に揺さぶりをかける手口は、中国の常套(じょうとう)手段である。遠洋航海する漁船は中国当局の管理下にある。大船団の中に、軍事訓練を受けた海上民兵が紛れ込んでいる蓋然性は高い。

 人口約2万人のパラオ共和国ですら2年前、領海内で違法操業していた中国漁船に警告射撃を行った。海上保安庁もすでに数人を逮捕しているが、不法行為があれば断固として対応すべきなのは当然だ。

 1970年代前半、国連が東シナ海の海底に原油の埋蔵を示唆する報告書を出した直後、突如として尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張し始めた中国当局と呼吸を合わせるかのように、100隻もの漁船団が尖閣諸島周辺の領海に侵入した。五島列島に押し寄せたときは、異様な光景に町民が震え上がった。

平成24年8月、五島列島・福江島の玉之浦湾に避難してきた中国漁船団(長崎県五島市提供)


 南シナ海のスプラトリー諸島、パラセル諸島では大量の漁船団を使って示威行動させ、その後に漁船保護を名目に海軍艦艇を派遣し一方的に不法占拠した。

 不法上陸を許してならないのは当然だが、荒天による日本の港への緊急避難を認めた日中漁業協定の見直しも喫緊の課題だ。中国漁船が日本の港に避難と称して押し寄せることはあっても、「日本の漁船が中国の港に避難するケースは聞いたことがない」(水産庁担当者)のが実態だからだ。

 海上民兵の合法的な上陸を許せば、それが既成事実化して、事実上、島を乗っ取られることになりかねない。不平等な協定は一刻も早く見直すべきである。

2014.11.7 産経 (佐々木類)

 

・ 第一列島線(だいいちれっとうせん)および第二列島線(だいにれっとうせん)は、中華人民共和国の軍事戦略上の概念のことであり、戦力展開の目標ラインであり、対米防衛線である。

ウイキペディアより 

 

 

◆サンゴ密漁の真の狙いは尖閣だ 東海大学教授・山田吉彦

 
 海洋国家・日本に迫り来る脅威は、尖閣諸島周辺ばかりではない。小笠原諸島および伊豆諸島周辺海域に大量の中国漁船団が出没し、縦横無尽に動き回っている。目的は1キロ当たり150万円以上の価値がある赤サンゴの密漁のためだ。

 姿を現し始めたのは9月からだが、10月30日に海上保安庁は、この海域に212隻の漁船が展開していることを確認した。漁船団は小笠原諸島父島からも見え、島民は恐れ、上陸などの不測事態に備え警戒態勢にある。また、漁業やホエールウオッチングなど観光産業への影響が懸念される。島民の生活を脅かす由々しき事態だ。しかし、海上保安庁は水産庁とともに、5隻の船舶により密漁の警戒に当たるのが限界だ。

 ≪密漁船は中国当局の関与?≫

 これほどの漁船団となると単なる密漁とは考え難い。中国から2千キロ以上も離れているため、燃料代だけで300万円ほどになる。また大漁船団で漁を行い過当競争になったのでは採算がとれないだろう。既に海保により密漁と検査忌避罪で5隻が拿捕(だほ)されているにもかかわらず、漁船団はなお出没海域を拡大し活動を続けている。

さらに、存在を誇示するかのように地元漁船に近づいて来る。通常、中国の漁船団は基本的に中国海警局の管理下にあり自由に動き回ることはない。日本政府は中国側に密漁船の抑止を求めているが、中国側による密漁抑止の動きは消極的だ。むしろ、中国当局の関与を疑う。

 その伏線には、海保の尖閣警備の強化がある。海保は尖閣諸島警備のための専従チームとして600人の海上保安官と12隻の巡視船を配備することを表明し、先日、2隻の新造警備船が石垣島に到着したばかりだ。

 中国は日本による尖閣諸島管理の強化を恐れ、日中首脳会談開催の条件のひとつとして、尖閣諸島における領土問題の存在を認めることを要求した。時を同じくして、海保の機動力を試すかのように、尖閣から離れた小笠原海域に大漁船団を投入したのであろう。

 ≪五島で起きた漁民不法上陸≫

 いかに海保が勢力を増強しても、大量の漁船を使った中国による攪乱(かくらん)への対処は難しい。実際に尖閣警備のために日本中から巡視船を交代で動員しているため、各管区ともに警備人員、装備ともに余裕はない。中国の要求を受け入れて尖閣の問題を認めなければ、日本の海を混乱に陥れるという脅迫行為とも受け取れる。

中国は以前にも同様の手口を使っている。2012年7月、民主党政権が尖閣諸島の国有化の意思を示した直後、五島列島の入り江に106隻もの漁船を侵入させた。この漁船には2千人以上の中国人が乗船していたと推測され、島民は中国漁民が上陸する可能性に怯(おび)えた。五島では、過去に中国漁民が不法上陸をしたことがあるのだ。しかし、警察、海保、五島市役所は、監視体制をとることしかできなかった。現在の国内法においては、上陸を開始しなければ対応ができないのだ。

 仮に2千人が一斉に上陸を開始したら、島の警察官だけでは身柄を拘束することさえできないだろう。その後、野田政権は中国とのトラブルを避け、尖閣を国有化しても、何も利用しないという道を選んだ一因になったとも考える。

 ≪住民監視が行き届く整備を≫

 同様に小笠原近海に姿を現す中国漁船が、小笠原諸島のいずれかの島に上陸を開始しても阻止することはできない。また、海が荒れた場合、漁船団は緊急避難を名目に港に侵入し、不法に上陸することが考えられる。中には、海賊のように略奪をする者も現れかねない。無人島を占領し勝手に拠点を作ることもあり得る。相手が漁民なので、対処するのは洋上では海保、陸上では警察の役目となる。しかし、海保、警察ともに離島において大量の不法入国者に対処する機動力を持たない。また漁民が武器を行使したとしても、すぐに自衛隊を動かすこともかなわないのだ。これがグレーゾーンだ。

有事体制の整備は不可欠である。さらに有事に発展する前に対処する能力を持つことが重要だ。密漁漁船や不審船の対策において広範囲の監視と機動的な展開が可能な自衛隊と、警察権を持つ海保、警察の連携体制を作ることが必要であり、グレーゾーンに対応する法整備が求められる。

 根本的に日本の沿岸警備体制の見直しを進めなければならない。 既に、海保と海自はソマリア沖海賊対策において、自衛艦に海上保安官が同乗し、法の執行に備えた連携体制をとっている。外国船の密漁に対しても、自衛艦に海上保安官が同乗する施策をとれば、機動的に海洋警備を行うことが可能になるだろう。

 さらに、政府が進める地方創生の中核に離島の振興を置き、インフラや社会システムの整備を進めることで、住民による監視が行き届き、他国が侵入できない環境を作ることも重要だ。国家の総力を挙げて、島そして海を守る体制整備が急務なのである。(やまだ よしひこ)

 2014.11.6 【正論】産経ニュース


マイナンバー制度

2014-11-04 13:33:38 | 日記

 

 

 

 

◇国民に番号を割り振り、国が一元的に情報を管理

 国が国民一人一人に番号を割り振り、社会保障や納税などの情報を一元的に管理する制度。役所の窓口での手続きを簡素化し、行政サービスを効率化することなどが狙い。昨年5月にマイナンバー法が成立し、2016年1月からの番号利用が予定されている。

 国や自治体は現在、納税や年金、福祉などの個人情報を各担当部署がバラバラに管理している。このため、国民が役所の窓口で手続きする際、所得証明や健康保険証など複数の書類を提出しなければならないことも多い。こうした情報を一つの個人番号で管理すれば、窓口で個人番号を示すだけで役所がすべての情報を一覧できるようになり、手続きが簡単になる。役所の仕事が効率化し、費用も削減できるという。

 行政機関が個人の所得や社会保障の受給状況を把握しやすくなり、税金逃れや不正受給を防ぐ効果も期待されている。番号の利用範囲は社会保障と税、災害対策に限定されているが、法施行から3年後をめどに拡大を検討する。15年秋に各市町村から国民に番号が通知され、希望者には番号や顔写真、氏名が記載されたICカードが配られる。

 ただ、システムに多額の費用がかかるほか、一元管理により個人情報漏れの危険性が高まる懸念がある。情報漏れや悪用を防ぐため、政府は第三者機関を設置して監視し、違反者には罰則を科す。

 

 

<memo>

・今日は朝から良い天気であった。7日(金)が満月だけど、今日の月も満月に近い丸さだ。今宵はコオロギの鳴き声が聞こえない。(19:16)


【産経抄】読書の秋 11月2日

2014-11-02 15:02:53 | 日記

 

 

 明治から昭和にかけて筆をふるった泉鏡花は、字の書かれたものなら新聞の切れ端でさえ下に置かなかったという。同じ文筆業の端くれとして、わが身を省みると入り用の書物は机に散乱、仕入れた知識は右から左。「明窓浄机」にほど遠い日々を自戒する。

 ▼近ごろは新聞、雑誌が通勤電車の網棚に置き捨てられた風景すら、とんと見ない。新聞も本もゲームもスマートフォン1台の中に収まる時代になった。分厚い字引を枕に、昭和の受験戦争をくぐり抜けた身としては隔世の感、いや、アナログ世代の哀愁を覚える。

 ▼9日まで続く「読書週間」にあって、こんなデータもある。文化庁の調査ではおよそ2人に1人が「1カ月に本を1冊も読まない」と答えたそうだ。スマホやパソコン、ゲーム機などデジタル時代のライバルに押され、ページを繰る手が止まってしまうのは惜しい。

 ▼先人の言葉を借りるなら、「今夜新たに読む本は未知の世界の旅ぞかし」(与謝野晶子)。手当たりしだいに種をまくように、書をひもとけと勧めたのは寺田寅彦。「地味に適応したものが栄えて花実を結ぶであろう」。自分に適した一冊は渉猟の中で得られる、と。

 ▼それとは逆に、三島由紀夫は文学作品の中を散歩すべし、と説いた。駆け足なら、より多い紙数を読める。しかし「歩くことによって、十冊の本では得られないものが、一冊の本から得られる」と。座右の一冊に出会える喜びを思えば、足を棒にする価値はある。

 ▼「出版不況」といわれながら毎年、おびただしい数の書籍が世に出ている。「寺田式」に本を手に取り、相性がよければ「三島式」のデートへと階段を上るのもありか。本の樹海を前に、まずは遊歩術を心得よう。秋の夜は長い。

 

 本にもいろいろある。どんな本を読むかが問題である。

 

<memo>

・ 雨交じりの風吹く今宵に草むらでコオロギが鳴いている(17時36分)


女性作家二人

2014-11-01 12:00:32 | 日記

 

 

 今朝の中日新聞の一面、コラム欄「中日春秋」に・・・三浦綾子さんが77年の生涯を閉じたのは、15年前の秋のことだった・・・と書いてあるのを見て、えっ、と思った。4面を開いたら曽野綾子の投稿記事が載っているのを見て混同していたことに気付いた。

 三浦綾子については、著名な作家であったことくらいしか知らなかったが、曽野綾子については、旺盛な作家活動の傍ら、海外の貧しい地域の支援に取り組んでいること、新聞などで辛口の評論とか随筆のようなの投稿していることを知っている。

 「慈善と言う言葉自体、少し恥ずかしい。独善的な慈善家になるのも嫌です」「慈善事業と言われるのも好きになれないです。おそろいのTシャツをつくって活動するのも苦手です。自分たちの楽しみでしているみたいですからね、ある神父に『ボランティアは、楽しくなったらやめなさい』と言われて、それを守っています、」・・・と4面に書いてあった。

一面の「中日春秋」では、おととい90歳で逝った夫、光世さんのことも次のように書かれていた。

・愛妻の命の終わりを告げられた時、夫の光世さんは「では、また会うまで。さようなら」と語りかけたという。

・<妻の如く想うと吾を抱きくれし君よ君よ還りきよ天の国より> そんな歌を詠んでいた綾子さんを受け止めたのが、光世さんだった。

・綾子さんの自伝『道ありき』には、光世さんの求婚の言葉が書き留められている。「あなたが前川さんのことを忘れないことが大事なのです。綾子さん、前川さんに喜んでもらえるような二人になりましょうね」

・墓碑には二人の短歌が刻んであるそうだ。

 <着ぶくれて吾が前を行く姿だにしみじみ愛し吾が妻なれば>光世

 <病む吾の手を握りつつ眠る夫眠れる顔も優しと思ふ>綾子


 ほぼ同時代の女性クリスチャン作家の特徴を垣間見た気がした。

 

 

 

<memo>