コロナ禍による救済の為の10万円給付金の申請で、混乱しているみたい。
・マイナンバーカード持っている人はオンライン申請出来ます。郵送での方法もあります
・オンラインの方が早く給付してもらえるのかな?ところが実はそうでもなかった
・重複申請あり、システム上の問題有りの
・申請内容の不備・間違った入力
・住民基本台帳と照らし合わせる作業はすべて手作業
・システムも現場も、これだけの数を処理する準備は出来ていない。いわば見切り発車だった
等々らしい。
これ読んでいると、一体いつの時代のどこの国の話?って思う。
情けないね、日本。ま、過去にパソコン使えないサイバーセキュリティ担当大臣も居たくらいだし。
これ、政府がアカンのか官がアカンのか自治体なのかよく分からないが、結局どこまで行っても
親方日の丸なんだよね。
民間の企業なら、”これやります”となったら最後まできちんと仕上げるだろうよ。こんなこと有り得ない。
システムを作る人に、命令系統・指示系統。縦の組織に横の連携。どれもちゃんと出来てなければ
評価に✖が付くだろう。使い物にならんもの作ったってアカンのよ。
だからぬるま湯なんだよ、中途半端なんだよ、国のやることは。こんなことなら最初から郵送だけって
決めれば良かったんだ。
マスクに不良品が出て、検品し直すって話になった時も思ったんだけれど、何にお金が一番かかるかって
人件費だよ。人手だよ。手間暇かける人間の費用が一番高いんだよ。それも税金使ってんでしょ?
住民基本台帳と照らし合わせる作業はすべて手作業 って、まるまるアナログやんね。
国会を株式会社に例えれば、総理大臣が社長で各省庁の大臣は取締役、国会議員が社員ってことに
なるのかな。国民は株主?
株主は取締役を代える権限持っているよね?取締役はそれまでに多大なる実績をあげて来た優秀な人が
なれるのかな。そしてその中でも更に頭ひとつ抜きん出ている人が社長に抜擢されると言う感じかな。
経営陣は会社を儲けさせ発展させ、社員を守り株主に利益をもたらし、社会に還元し貢献するという
使命があると思うのだけれど、仮に今の国会が株式会社だとしたら、赤字垂れ流しどころか、
経営陣退陣!どころか、そこへ行く前にとっくにさっさとアッと言う間に倒産してるよね。
経営が成り立つ訳無いわね、あんなぬるま湯で。
結局リーダーがアカンってことだと思う。会社ならトップが責任取って辞めるんだけれどね。
親方日の丸の人たちに、良ければ浮き、悪ければ沈む という単純な図式が解るのだろうか?そんな感覚
有るのだろうか?と思う時がある。民間の企業みたいに、やればやっただけ、やらなければやらなかった
結果という厳しい現実を知っているのだろうか?と思う時がある。やってもやらなくても、最低限の保証
がある人に、日々必死に頑張る人たちの辛さ厳しさ、そしてその代わりに得る報酬や達成感と言うものが
解るのだろうか?と思う時がある。
勿論 官だって、人に依るだろうし特にキャリアと呼ばれる人たちは寝る間も惜しんで働き活躍し成果を
あげる人も居るだろう。でも逆にそういう人たちは、悪しき習慣・特権みたいなものをも伝統的にずーっと
踏襲している気はする。
かつての三公社五現業もいつの間にか民間企業になって行ってる。何故だと思う?
官には”経営”というイメージは無い。そりゃ業績悪くても気にする必要なんか無いんだから。
潰れないんだから。
何が良くてどれが正しいのかよく分からないけれど、官であれ民であれ結局は一生懸命努力し結果を出す
ってことが大事なんじゃないのだろうか。何の為に存在するの?ってこと考えたことあるのかなぁ。
何の為に働いている?誰の為に働いている?回りまわって自分に返って来るんだよ。
税金によって運営されているという意識認識。無駄にしてはいけないと言う思い。そういうものがあれば
きちんと仕事してくれるはずなんだけれどね。
アッという間に倒産するであろう日本株式会社。沈みゆく日本と言う船。
今の日本の体たらくを見ていると、めちゃ悲観的になる。先行き心配だ。
もうご老体には皆さまご隠居いただいて、思い切って若い人たちに任せてみたらどうなんだろうと言う気に
なる。澱んだ空気を一新して欲しい。変わる日本が見てみたい。