今年の春に東京都内でのみ公開された、ももクロのドキュメンタリ―映画、『アイドルの向こう側』が、新たなシ―ンを追加して、全国公開される運びとなったそうな。
この全国公開という奴、結構な曲者なのであ~る。究極超人あ~る。古!
全国公開と言いながら、実際には東京から西側ばかり、北は東北をすっ飛ばし、いきなり北海道に行っちゃう。こういうことがよくあります。
どこが全国やねん!?東北は日本やないんかい!?舐めとんのかコラ💢😠💢
と、若い頃の私なら怒り浸透に達するところですが、今はもう少し冷静に受け止められてます。
いまだに続く「東北差別」を、我々は静かに笑って受け流す。
この思い、東北民でなければ
わがんねべ。
さて、ももクロのドキュメンタリ―映画は、果たして東北でも公開されるのか否か。
乞うご期待!
1968年公開のアメリカ映画、ジョ―ジ・A・ロメロ監督による歴史的映画
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』のデジタル4Kリマスター版が、現在首都圏で公開されているそうな。
いわゆる「モダン・ゾンビ」映画の魁、現代にまで続くゾンビものの定石がほぼ全て、この映画に詰め込まれていると言って良い。
私は若い時にビデオで一度観たっきりなんですけど、見応えある映画だなという印象が強く記憶に残ってます。
低予算だしモノクロだし、ゾンビさんたちは特殊メイクなど特にしていない普通の人たちが、フラフラ歩いてくるだけ。
でもストーリーがしっかりと構築されていて、登場人物たちは互いにいがみ合い、全編ギスギスした緊張感に包まれ、得体の知れぬ恐怖に晒された人間の見せる醜さ、あさましさ、弱さを露呈していく。
決してゾンビさんの見た目だけで恐がらせる映画ではないんです。怖さの組み立て方が実に巧妙で、感心してしまう。
魁にして金字塔。これを観ずしてゾンビ映画を語るなかれ!
この映画を4Kリマスターで観られるなんて!!なんて良い時代だろう。
私は幸せものだ。
こちらは順次全国公開の予定。東北でも仙台で7月に公開されることが決まっています。
良かった。ゾンビさんたちは東北を「差別」しないらしい。
良い人(?)たちだ。
冗談ですよ、冗談(笑)
映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』予告編