昨日の渋谷あたりは大した混乱もなく、比較的平和だったようですね。
私の住む田舎では、ハロウィンなんてもん、大々的にやるような習慣は根付いておりませんので、実に静かなもんです。それでも一部の飲み屋さんなどでは、地味~に仮装パーティーなどやっていたらしい。
もちろん私は参加してませんよ。あくまで人様から聞いた話。ああいうのって、なにが面白いのかさっぱりわからんのでね。
さて、80年代から活躍しているジャーマン・メタルの雄、HELLOWEENの代表曲『Eagle Fly Flee』。このどこかクラシカルで流麗なメロディと、疾走感溢れるサウンド・スタイル。典型的なジャーマン・メタル・スタイルだと言って良いでしょう。
この曲。Xの『紅-KURENAI-』になんだか似ているなあ、と思った方もおられるのではないでしょうか。私は紅を初めて聴いた時、良い曲だと思いつつも「ハロウィンそっくりじゃん!」と強く思った記憶があります。
初期の頃のXは、実はハロウィンをはじめとするジャーマン・メタルから、強い影響を受けていたの、かも。
もっとも、YOSHIKIさん自身は否定してましたけどね。ハロウィンなんて聴いたこともない、と答えていたように記憶してます。
まっ、クラシック・テイストがあって、スピーディーなヘヴィ・メタル・サウンドということで、偶然似てしまったのかもしれませんね。
これだけたくさんの曲が氾濫している世の中にあっては、もはや完全なオリジナルなどあり得ない。皆何某かの影響を受け合いながら成り立っている。
多少似通ってしまうのは、仕方がないこと。
意図的なパクリは、表現者として大変恥ずかしいことですが、影響あるいはリスペクト、または「偶然」ということなら、
まあ、いいじゃないか、という感じ。
アートとはすべからく「模倣」から始まるものだと思う。その「模倣」が単なる「模倣」で終わるのか、自分オリジナルのものに昇華されていくのか。
それはご本人の努力と運と才能次第。
何もないところからは、「何」も生まれない。
あくまで個人の感想です。
X『紅-KURENAI-』
歴史的名曲!