原作では『唖の十蔵』中村吉右衛門版では『むっつり十蔵』そして今回は
『でくの十蔵』
数ある鬼平エピソードの中でも、特に人気の高い話の一つ。鬼平ファンなら知らないはずはない有名エピソードです。
まあ、今回映像化された4作品はすべて、人気の高い作品ばかり。シーズン1なのだから、当然っちゃ当然。
1作目が『本所・桜屋敷』ってチョイスも上手いなあと思ったし、2作目の映画版が、密偵おまさを中心とした「血闘」に「兇賊」をミックスさせた『血闘』、これも良く出来てた。
そして今回、かつて柄本明さんが演じた役小野十蔵を、息子さんの柄本時生さんが演じる
『でくの十蔵』
柄本明さんの小野十蔵は、普段は無口だが有能な官憲。それが一瞬の気の迷いから、堕ちて行ってしまう男の悲劇といった感じでしたが
柄本時生さんの場合、予告を観る限りは初めから優しさが前面に出ている感じですかね。まあ、観てみなければわかりませんが
その辺の違いとか、どうなっているのか、興味津々です。
来月放送予定の第4弾は『血頭の丹兵衛』これも人気編。なんたって小房の粂八初登場編ですからね。こちらも楽しみだ!
やっぱり鬼平は良い。